2009年01月04日 [お知らせメール]

【応動昆お知らせメール】 200 号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2009/01/04
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 新学会長からのご挨拶

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■1 新学会長からのご挨拶

国見裕久会長の後を受けて、本年から2年間、会長の職を務めさせていた
だくことになりました。伝統ある日本応用動物昆虫学会の舵取りを任され、
身の引き締まる思いです。

日本応用動物昆虫学会は、1957年に創立され、53年の長い歴史を持つ学会
です。本学会は、時代に即した改革と民主的運営を柱に、これまで運営さ
れてきました。私も、この良き伝統を守り、活動していきたいと考えてい
ます。

前期執行部は、会長の強いリーダーシップのもと、(1)学会改革の定着
とさらなる発展、(2)財政の改善、(3)会員の意識向上、の3項目を中
心課題として精力的に活動を行ってきました。

学会改革では、Applied Entomology and Zoology誌のさらなる充実と認知
度アップが最重要の課題となります。メニューを豊かにし、会員が”楽し
める”ジャーナルにしていく必要があるでしょうし、Impact Factorも1
を超える国際的レベルにしていく必要もあります。いかにしたら世界に向
けてのより効率的な情報発信を行うことができるのか、完全電子ジャーナ
ル化も視野に入れた抜本的な改革の是非について、検討を開始する必要が
あるものと思われます。一方、大会の持ち方も変える時代が来つつあるも
のと考えます。口頭による一般講演だけでなく、ポスターセッションも設
け、空いた時間に学会主催や公募のシンポジウムをはめ込むなど、より魅
力的な大会の持ち方を追求してみる必要もあるかと思います。これらの改
革により、学会としての時代に即応したフォーカスをより鮮明にし、若い
世代に対しても一層の求心力を持つ学会にしていくことが肝要でしょう。

財政の改善では、前期執行部は会員制度を変更するとともに会費の値上げ
に踏み切りました。本学会は、執行部と事務局の方々のたゆまぬ努力によ
り、長らく会費の値上げをせずに運営されてきましたが、単年度ベースで
赤字の状態が続くようになったことで、会費の値上げに踏み切らざるを得
なかったわけです。また、諸般の事情で科学研究費の出版助成金の申請が
困難な状況に陥ったことも、会費値上げの大きな要因でありました。出版
助成金に頼らずにいかに安定的に学会誌を発行できるかは、既に述べた発
行の形態とも密接に関連する、今後の大きな課題であると思われます。

会員の意識向上では、前々期執行部以来、学会ウェブサイトの改善、お知
らせメールの発信等、電子広報委員会を中心に大変な努力をして頂きまし
た。今期もこれらの流れの延長線上に、執行部と会員との一層の意思疎通
を図っていきたいと考えております。

日本学術会議において、日本応用動物昆虫学会は一昨年から「生命科学部
門」で活動することになりましたが、「生産農学委員会」の下に立ち上げ
られた「応用昆虫学分科会」において、わが国の応用昆虫学の今後のあり
方について活発な議論が開始されました。私も連携会員として、その議論
に加わってきました。その集大成として、2008年5月16日にシンポジウム
「昆虫が拓く世界−研究者の再結集を目指して−」が開催され、昆虫学関
連学協会の緩い連合組織である『日本昆虫学連合(仮称)』を形成してい
く方向で、同意がなされました。現在、連合準備委員会の設置が提案され
ており、連合体の形成と運用の具体化が近いうちに図られる運びとなって
います。それは学術社会や一般社会における昆虫科学の認知度を高める上
で重要な役割を果たすものと期待されます。日本応用動物昆虫学会は、他
の関連学会と密に連携しながら、わが国の昆虫科学の発展と普及に貢献し
ていくべきであると考えております。

右肩上がりの時代が終焉し、世界的に経済が破綻した困難な状況の中で、
本学会も多くの重要課題を抱えております。これらの問題を解決していく
ためには、会員の皆様のご理解とご協力が不可欠であります。ご支援のほ
ど、どうかよろしくお願い申し上げます。(2009年1月)

(2009-2010会長 京都大学大学院農学研究科教授 藤崎 憲治)

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■ 本メールは,日本応用動物昆虫学会会員の方へ, ■
■ 常任評議員会の承諾を得て,電子広報委員会が配信しています。 ■
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■ 本メールに関するお問い合わせは, ■
■ mailto:manager-AEZ@nias.affrc.go.jp まで お願いいたします。 ■
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■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/ ■
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