2013年10月26日 [お知らせメール]

【応動昆 お知らせメール】 420号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2013/10/26
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ 1 研究会「殺虫剤抵抗性にどう対処すべきか-これからの薬剤抵抗性
■  管理のありかたを考える-」開催のお知らせ

■ 2 新刊紹介

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から

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■ 1 研究会「殺虫剤抵抗性にどう対処すべきか-これからの薬剤抵抗性
  管理のありかたを考える-」開催のお知らせ

「殺虫剤抵抗性にどう対処すべきか-これからの薬剤抵抗性管理の
ありかたを考える-」を下記の通り開催します。皆様奮ってご参加下さい。

参加費は無料ですが、事前登録をお願いします。1日目の会議後に
情報交換会を行います。参加費は3,500円です。

参加ご希望の方は氏名・所属・役職・連絡先住所・電話番号・
電子メールアドレス、情報交換会参加の有無を明記の上、11月15日(金)
までに下記事務局へメールでお申し込み下さい。なお、定員(300名)
になり次第、締め切らせて頂きます。

参加申し込み・お問い合わせ:
(独) 農業生物資源研究所 昆虫科学研究領域 篠田徹郎、塩月孝博
E-mail:insectgenome@nias.affrc.go.jp

詳細は、生物研ホームページの案内をご覧下さい。
http://www.nias.affrc.go.jp/sympo/insecticide_resistance/

主催:(独)農研機構中央農業総合研究センター
   (独)農業生物資源研究所

日時 :平成25年11月27日(水)13:30~28日(木)12:15 
場所 :農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波事務所 
本館2F 農林ホール(〒305-8601 茨城県つくば市観音台2-1-9)
http://sto.affrc.go.jp/outline/access
参加費 :無料(上記事務局へ事前にお申し込み下さい)
定 員 :300名

プログラム:
11月27日(水)
 開会挨拶 農研機構中央農業総合研究センター所長 寺島一男
 開催趣旨説明 農研機構中央農業総合研究センター 後藤千枝

第1部 殺虫剤抵抗性害虫の発生の現状と対策構築における課題
 ハダニ類   日本曹達株式会社 小田原研究所 山本敦司
 アザミウマ類 大阪府立環境農林水産総合研究所 柴尾学
 コナジラミ類 熊本県農業研究センター 生産環境研究所 樋口聡志
 アブラムシ類 宮崎県総合農業試験場 松浦明
 チョウ目害虫 日本農薬株式会社 総合研究所 西松哲義
 遺伝子情報を利用した薬剤抵抗性の機構解明と診断技術開発 
農業生物資源研究所 篠田徹郎
 情報交換会(筑波事務所食堂;会費3,500 円)

11月28日(木)
第2部 感受性検定法の検討
(スライドショー形式[写真と図]による勉強会)
生物検定法について
講師 
 ハダニ類   奈良県農業総合センター 国本佳範
 アブラムシ類 宮崎県総合農業試験場 松浦明
 コナジラミ類 熊本県農業研究センター 生産環境研究所 樋口聡志
 アザミウマ類 大阪府立環境農林水産総合研究所 柴尾学
 チョウ目害虫 日本農薬株式会社 総合研究所 西松哲義
遺伝子解析を応用した抵抗性系統の検出法について
講師 
 農研機構果樹研究所 品種育成・病害虫研究領域 土`田聡
 岡山大学 資源植物科学研究所 園田昌司
閉会挨拶 農業生物資源研究所理事 町井博明

(農業生物資源研究所 塩月孝博)

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■ 2 新刊紹介

「ミツバチの会議 なぜ常に最良の意思決定ができるのか」
トーマス・シーリー著 片岡夏美訳(2013)築地書館 291頁 2800円+税
(ISBN978-4-8067-1462-0)

野生のミツバチの群れにとって、良い餌場と巣孔を見つけることは
死活問題である。餌場をみつけたハチが、巣にもどってその方向と距離を
独特の尻振りダンスによって仲間に知らせることはよく知られている。
この行動の発見者でのちにノーベル賞を受賞したカール・フォン・
フリッシュの弟子のマルティン・リンダウアーは、ミツバチが新しい
巣孔を発見して仲間に伝えるために、やはり尻振りダンスを行うことを
発見した。この本はリンダウアーの弟子、つまりフリッシュの孫弟子に
あたるアメリカのミツバチ研究者、トーマス・シーリーが、ミツバチが
複数の巣孔候補地の中からどのようにして最良の巣孔を選ぶかについて
研究して書いたものである。ミツバチの巣には晩春から初夏にかけて
新しい女王が誕生し、古い女王はおよそ1万匹の働き蜂と一緒に巣を
離れて、新しい場所に巣孔をみつけて移住する。これを分蜂というが、
はじめ分蜂群はもとの巣の近くの木の枝などに密集しぶらさがっている。
この群れの中から数百匹の蜂が周囲を探しまわって、巣を営むのに適当な
木の空洞などの巣孔候補地を探す。適当な巣孔をみつけた数匹のハチは
群れにもどって、独特な尻振りダンスを行うが、この段階ではいくつかの
ハチがそれぞれみつけた巣孔候補地を主張している。しかし、これが
次第にしぼられて、最終的に1つの候補地が決定されると、分蜂群は
一斉にその方向に飛んでいってその巣孔の中で新しい巣を営むのである。
シーリーはこのハチの群れの意思決定の過程がきわめて民主的であり、
人間社会の意思決定においても大いに学ぶべきであるという。ちなみに、
この本の原題はHONEYBEE DEMOCRACY(ミツバチの民主主義)である。
この本は、行動生物学のすぐれた研究論文として読むことが出来るが、
研究過程における豊富なエピソードによって読者がフィールドサイエンス
の醍醐味を味わうことが出来る良質の科学読み物でもある。ミツバチと
行動生物学に関心のある方々のご一読をおすすめしたい。

(仙台市 小山重郎)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto: manager-AEZ@ffpri.affrc.go.jp までお願いいたします。

■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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