応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

昆虫/植物の育種に関するワークショップ(日本遺伝学会)のご案内

(2022年8月30日公開)

日本遺伝学会第94回札幌大会において、昆虫/植物の育種に関するワークショップを開催します. ご興味のある方はぜひご参加ください.

  • タイトル:「新規家畜化・栽培化の最前線 Frontiers of de novo domestication」
  • 趣旨:現在,遺伝子工学やゲノミクスを応用して,迅速な育種や家畜化・栽培化をする試みが注目されている.技術の発展とデータの蓄積により,家畜化や品種改良の過程で失われた形質を持つ祖先系統の再家畜化や,これまで育種されてこなかった植物種や水産資源・食用昆虫の新規家畜化・栽培化が可能になってきた.本企画では,新たな家畜化・栽培化について幅広い生物における研究事例を紹介し,その中で遺伝学や課題について議論したい.
  • 発表者とタイトル:
  • WS3-0
  • はじめに [新規家畜化・栽培家の最前線]
  • *小倉 淳 長浜バイオ大
  • WS3-1
  • ゲノム編集を活用した食用コオロギの育種研究
  • *渡邉崇人[1]、井上慎太郎[1]、濱口汰暉[2]、石丸善康[1]、三戸太郎[1]
  • [1]徳島大・バイオイノベ研・昆虫生産、[2]徳島大・徳大・院創成科学・生物資源
  • WS3-2
  • 野生植物の新規栽培化
  • *内藤健, 高橋有 農研機構・遺伝資源センター
  • WS3-3
  • アメリカミズアブを用いた持続可能な廃棄物管理:初期の家畜化と育種戦略の重要性
  • *霜田政美 東京大・農・農学生命
  • WS3-4
  • ゲノム編集技術による水産物の品種改良
  • *梅川忠典 リージョナルフィッシュ株式会社
  • WS3-5
  • 育種のためのコオロギ種群の分子系統および遺伝構造解析
  • *里村和浩[1], 中島祐一[2], 小倉淳[1]
  • [1]長浜バイオ・バイオサイエンス, [2]国環研・気候変動適応センター

霜田 政美 (東京大学 大学院農学生命科学研究科)