2004年12月アーカイブ

【応動昆 お知らせメール】 027号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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 「お知らせメール」 2004/12/31
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 2003-2004年度の活動の総括と評価

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■1 2003-2004年度の活動の総括と評価

  私は、日本応用動物昆虫学会の2003-2004年度の会長として、学会の運
 営の舵取りを任されて活動してきました。この度、任期を終わるに当たっ
 て、2年間の活動に対する総括と自己評価を行っておきたいと思います。
 先ず、執行部として学会発展のために、自己犠牲も厭わず、多大な貢献を
 していただいた、副会長はじめ常任評議員会を構成する方々、およびお二
 人の事務局員に厚く御礼申しあげます。さらに、評議員、各種委員会委員、
 会員の方々の、日常的なご支援に改めて感謝します。
  私は、執行部の発足に際し常任評議員会に、2年間の活動の目標を提案
 し、それらを2003年3月の岩手大学での大会総会時に、いわゆるマニフェ
 ストの形で公約しました。その内容は以下の4本の柱になっていました。
 
 第一、会員減少に歯止めをかけ、財務の健全化をはかる。
 
  ここ数年、会員数は数十人規模で減少しており、不況のあおりで賛助会
 費も減少し、これらが財務を圧迫しておりました。そのため2003年度には、
 ここ数十年では初めて、特別会計からの繰り入れを伴う赤字予算を計上せ
 ざるを得なくなりました。そこで、私は会員の皆様に、「今期は、単年度
 収支のバランスがとれるように、経費の節減に努力いたしますが、その過
 程で、会員としてのメリットを多少減じるようなお願いをしなければなら
 ないかも知れません。ご理解いただきたいと思います」と申しあげました。
 私達執行部は、会費の値上げは絶対しないという堅い決心のもとに、財務
 の改善に取り組みました。経常経費の支出を可能な限り節減しました。会
 員数の減少に歯止めをかけるために、新規会員獲得の潜在的可能性がある
 と思われる、都道府県病害虫関係技術職員と大学院生を対象にした、学会
 に対する意識に関するアンケート調査を、大規模に行いました。これには
 多くの会員のご協力をいただきました。御礼申し上げます。幸い2003年に
 は、会員減に歯止めがかかったように思えますが、これは単に一時的な傾
 向かも知れません。これらを受けて、2003年度決算は、特別会計からの繰
 り入れ無しに黒字を計上することが出来ました。2004年度の決算は現時点
 では確定していませんが、会誌印刷頁数がかなり多くなったため、昨年よ
 りは黒字幅が減少するものの、やはり黒字を計上できるものと思っていま
 す。しかしながら、財務の体質が大幅に健全化したわけでは決してなく、
 綱渡り状態であることに変わりはありません。このような財務状態の中で
 も、学会の活性化に必要な経費は積極的に支出しました。2003年5月には、
 韓国釜山で日韓合同応用動物昆虫学会を開催しましたし、2004年の京都工
 芸繊維大学での大会時には、外国人2名を招待した特別講演会の助成も行
 いました。
 
 第二、学会運営に関する会員の意識の向上。
 
  岩手大学大会総会で私は、「学会運営において、一つ気になることがあ
 ります。それは、最近若手、中堅の会員の方々に、学会運営に、あまり関
 心を持っていただけないことです。たとえば、この総会に参加されていた
 だいている方々にその傾向を見ることができます。さらに、会長や評議員
 選挙の投票率の低さにも、表れています。学会運営は、年寄りに任せてお
 けば良いと多くの方々が思っておられるようです」と申し上げ、今期の改
 革の視点の一つに、どのようにすれば、若手、中堅会員の方々に、学会運
 営に関心を持ってもらえるかの検討をあげました。これには、若い会員の
 方々に評議員になっていただいて、学会運営に直接関わっていただくこと
 が最も重要と考えました。さらに、女性の評議員が過去30年以上も出てい
 ないのも、異常なことでした。そこで、すでに実施された選挙でご存じの
 ように、評議員選挙制度を大幅に変えました。2005年3月の玉川大学大会
 では、女性や40歳以下の評議員が加わった評議員会が開催されます。彼ら
 から、新しい感覚での学会運営の提案がなされることを期待してやみませ
 ん。
 
 第三、英文誌の国際的評価の向上。
 
  この点に関して私は「最近、大学はもとより、応用研究所、試験場など
 でも、研究者の業績評価が厳しくなされるようになりました。とくに、若
 手、中堅の方々にとって、就職や昇進に向けて、国際的評価の高い雑誌に
 論文が出るかどうかが、将来を左右することになります。ところで、本学
 会の Applied Entomology and Zoology はISI社のインパクトファクター
 (IF)が現在0.6程度で(2004年には少し下がった)、決して高いとは言
 えません。この雑誌の評価を上げるためには、もとより会員に方々が、質
 の高い論文を投稿されることに尽きますが、評価の低い雑誌に自信作を投
 稿する気にはなれないと言うのも、また自然の成り行きでしょう。私たち
 は、3-4年後には、指数が少なくとも1以上になるように、学会として、
 何が出来るかを議論し、実行して行きたいと思っています」と申しあげま
 した。IF値を1以上というのは、やや過剰な数値目標ですが、オランダや
 ドイツなどの類似の雑誌並のIF値に近づけたいというのが本音でした。そ
 こで、英文誌を国際誌レベルに引き上げるための方策の一つとして、外国
 出版社への委託を選択枝の一つとして、検討して参りました。この点に関
 しては、評議員会で反対、慎重意見が多かったため、出版委託は当面行わ
 ないことにしました。これとは別に、前期執行部のご努力で、J-STAGEに
 電子ジャーナルとして無料公開した効果がごく最近になって急速に現れて
 きました。英文誌へのアクセス数が、2003年には月300位であったのが、
 2004年になって3000程度に急増し、最近では6000程度になっています。こ
 のように、IT環境が急速に変化しつつあり、これらのアクセスが論文引用
 に繋がっていくことを期待して、いましばらく状況を見守っていただきた
 いと思います。なお、外国出版社への出版委託の他のメリットであった英
 文誌編集責任者の労力軽減は、学会誌刊行センターに編集事務を大幅に委
 託することによって解決しました。
  学会誌のもう一つの改革は、総説論文を積極的に掲載していこうという
 ものです。これもIF対策の一つとして、編集委員長に取り組んでいただき
 ました。これまでは、任意で総説執筆をお願いしていた、学会賞、奨励賞
 受賞者に投稿を義務付けました。また、学会が講演会に招聘した海外研究
 者にも、必ず総説論文で貢献していただくこととしまし、顕著な活躍をさ
 れている会員にも、個別にお願いしています。これらの努力の結果は、昨
 年の4号から具体化されています。IF値には2-3年後に反映されるでしょ
 うから、その時にみなさんの評価をいただきたいと思います。
 
 第四、情報公開と社会的貢献。
 
  この課題に関して、私は「今日のような情報化社会にあっては、学会が、
 単に会員内の研究発表や交流の場であるだけではその役割を果たせなくなっ
 ています。例えば、学会誌を電子ジャーナルとして広く公開するのは、世
 界的なながれであります。・・・今後は、学会の社会に向けての窓口にな
 るホームページを充実する必要があります。例えば、会員の研究を、中学、
 高校生にも分かるように、易しく広報するコーナーや、一般からの質問を
 受け、会員が答える掲示板のようなものが、開設出来ないか、などです」
 と申し上げました。私達は、学会が社会に対して開かれた存在になるため
 には、HPが主要な媒体となるべきであると考え、HPの充実につとめました。
 これには、HP委員長とIT時代の申し子のような、若くて献身的なHP委員が
 大変な努力をしてくれています。まだ、対社会への情報発信という点では
 十分ではありませんが、会員に対する情報提供を主な目的として立ち上げ
 られた「お知らせメール」の多様な情報は、HPを通して一般の人も見るこ
 とができるのですから、社会貢献の役割も果たしています。その他書籍紹
 介などのコーナーも設けられました。我が学会のHPの充実ぶりは、他学会
 から大変注目されていると聞いています。
  以上、私達今期執行部の活動をマニフェストで公約した項目に従って総
 括してきました。その評価は会員の方々に委ねられるべきだと考えます。
 そして今年度からの学会の発展が、田付貞洋会長の舵取りのもとに、強力
 布陣の新しい執行部によってなされていくことを期待しています。
 
                           (会長 中筋房夫)

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 新年号は、執行部引き継ぎがあるので、しばらくお休みをいただきますが、
 1月中旬頃に、新会長のご挨拶や最新情報をお届けする予定です。
 
 よいお年を!

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、           ■
■ 常任評議員会の承諾を得て、ホームページ委員会が配信しています。  ■
■                                  ■
■ 本メールに関するお問い合わせは、                 ■
■ mailto:odokon-admin@ml.affrc.go.jp まで お願いいたします。   ■
■                                  ■
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/  ■
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【応動昆 お知らせメール】 026号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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 「お知らせメール」 2004/12/30
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 2005-2006年度 常任評議員会メンバー
■2 HP委員回想記
■3 編集後記

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■1 2005-2006年度 常任評議員会メンバー

 2005年1月1日より、学会運営は中筋房夫現会長から田付貞洋次期会長へ
 バトンタッチされます。会員各位の2年間にわたるご支援・ご協力に対し、
 心より御礼申し上げます。
                         (事務長 守屋成一)
 
 次期常任評議員会メンバー:
    会長:      田付 貞洋
    副会長:     国見 裕久
    常評(会計):  足立 礎
    同(総務):   後藤 千枝
    同(書記・HP): 守屋 成一
    同(渉外):   沼田 英治
    編集委員長:   石川 幸男
    事務長:     戒能 洋一
    事務次長:    小滝 豊美
 
 和文誌編集責任者: 石川 幸男(兼任)
 英文誌編集責任者: 星崎 杉彦
 
 2005-2006年度会計監査
    岩淵 喜久男
    川崎 建次郎
 
 2005-2006年度賞および奨励金等候補者選考委員会
    委員長:中筋 房夫
        宮井 俊一
        野田 博明
        高林 純示
        河合 章
        大野 和朗
        川崎 建次郎
        積木 久明

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■2 HP委員回想記

  HP委員会発足の顛末です。
  1999年から2000年まで和文誌編集幹事を担当した際、当時の平井一男編集
 委員長から学会HP作成の相談を受けたのが発端だったと記憶しています。私
 の独断と偏見でHP準備委員を推薦し、2000年7月に初会合を開きました。こ
 のHP準備委員会の記録は、学会HP新着情報の最初のあたりに掲載されていま
 す。今思えば懐かしいです。
  委員各自の分担を決めて準備を進めた結果、2000年11月に現在のスタイル
 で学会HPを公開しました。
  当時は学会の会則や投稿規定などを中心に掲載していましたが、戒能さん
 が筑波大学で構築した学会誌目次のデータベースや廉沢さん作成の学術用語
 集(Web版)、田中さん作成のリンク集などが利用可能になるにつれ、かなり
 役に立つHPへと進化しました。日本さんがデザインしたHPの構成も、シンプ
 ルかつ見やすいもので、好評だったと記憶しています。私の担当は新着情報
 の更新と学会誌目次の掲載でした。和文誌の編集幹事を勤めた縁で、学会誌
 発行の際に学会誌刊行センターからその都度目次ファイルを送っていただく
 ことができ、会員の手許に会誌が届くのとほぼ同時に目次を掲載することが
 できました。目次の掲載がどんな役に立つのか最初は定かではありませんで
 したが、まだ会員でない人が学会の活動を知る重要な資料になると思い、毎
 回掲載を続けました。
  結果的にはJ-STAGEのサービス開始とともに学会HPの目次から論文自体を参
 照できるようになり、今では最もオープンで電子化が進んだ学会の一つかも
 しれません。
  HP委員会のメンバーも徐々に若返って、新しい発想でさらに使いやすいHP
 を構築し続ける必要があるでしょう。
  現在の学会HPがそれなりに定着し、維持管理も楽になった現時点でHP委員
 (管理者)を退任させていただこうと思います。長い間ご支援有り難うござ
 いました。
                       (野菜茶研 本多健一郎)

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■3 編集後記

  2000年春にHP準備委員をお引き受けし、その後、正式HP委員となり、気づ
 いてみると4年半もの間、応動昆HPに関わってきました。この間、素人仕事
 ながら、HPの立ち上げ、web受付の作成やお知らせメールの発行などに携わる
 ことができ、幸い、皆さんのご好評をいただくことができているようです。
  インターネットが普及した今、学会にとってもホームページの役割は大き
 なものだと思います。印刷媒体しかなかった時代に比べると、迅速な情報提
 供が可能です。Webは情報を見たい人が取りに来てくれたときに必要な情報を
 提供できるサービス、メールは学会が提供したいサービスを会員の元に届ける
 サービス。このような仕分けが十分だったかはわかりませんが、応動昆HPへ
 のアクセスは、確実に増加しています。商業サイトのような美しい見栄えは
 実現できませんでしたが、学会として必要な情報の蓄積・公開は、かなり実
 現できたのではないかと自負しています。
  HP委員として活動している間、J-STAGEによる論文のオンライン公開も始ま
 り、その経緯も体験でき、その過程で現在の学会・学術雑誌(応動昆だけで
 なく全世界の)がおかれている状況を、よく知る機会に恵まれました。また、
 常任評議員の皆様とのやりとりを通じて学会運営の大変さと重要さをかいま
 見ることができ、大変参考になりましなた。
  こうした学会の仕事をこなすことは、若い世代(私も含む?)の研究生活
 にとって、きっとプラスだろうと思います。皆さんには、こうしたお誘いが
 あったら、それはきっとチャンスですから、引き受けることをおすすめします。
  最後に、HP委員会の活動を支援してくださった皆様、ありがとうございま
 した。また、次期HP委員会には、これまでにも増して応動昆のインターネット
 を通じた発展を支援して頂きたいと思います。
                         (生物研 日本典秀)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、           ■
■ 常任評議員会の承諾を得て、ホームページ委員会が配信しています。  ■
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■ 本メールに関するお問い合わせは、                 ■
■ mailto:odokon-admin@ml.affrc.go.jp まで お願いいたします。   ■
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■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/  ■
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【応動昆 お知らせメール】 025号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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 「お知らせメール」 2004/12/28
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 会員番号は自力で探して下さい
■2 会員からの情報提供 - 中央農研虫害防除部セミナー -

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■1 会員番号は自力で探して下さい

 学会事務局や大会事務局へ会員番号のお問い合わせが増え始めていますが、
 会報で、「会員番号に関する個別のお問い合わせには応じかねます」と明記
 しました。これは、意地悪ではなくて、問い合わせが学会事務局に殺到する
 と、学会事務に支障が出ることを避けるための処置です。会員番号は2003年
 版会員名簿に記載されていますから、まずは、会員名簿をもっている会員を
 捜し出して、個人的にお尋ね下さい。どうしても探し出せない場合に限り、
 aez_sg@naro.affrc.go.jp 宛に、氏名(漢字表記とローマ字表記を併記)・
 会員種別(正会員・学生会員)・所属を明記して、メールでお尋ね下さい。
 電話でのお問い合わせには個人情報保護の観点からも一切お答えできません。
 ただし、問い合わせが集中すると、回答までに時間を要します。学会大会講
 演などの申込期限に間に合わない事態になっても、学会事務局では責任を負
 いかねますので、ご注意下さい。
 
 <新入会員の皆様への補足説明>
 11月下旬以降に入会申し込みをした新入会員の一部の方々には、暫定会員番
 号として7桁の「8888888」が割り当てられております。お手許に届いた学会
 からの郵便物などに「8888888」と印字されていた方は、学会大会講演申込の
 会員番号欄へ、5桁の「88888」を記入して下さい。また、入会手続き中の方
 も、講演申込に際しては、会員番号欄へ同様に「88888」を記入して下さい。
 なお、2005年2月末発行予定の学会誌送付封筒には、5桁の正規会員番号(上
 位桁のゼロが省略され、2桁から4桁の場合もあります)が印字されますので、
 忘れずに記録・保存して下さい。

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■2 会員からの情報提供 - 中央農研虫害防除部セミナー -

 中央農研 虫害防除部では以下の通りセミナーを開催いたします。
 今回は、森林総合研究所に滞在されているロシア科学アカデミー 海洋生物
 学研究所発生学研究室のVladimir Yushin博士にお話をしていただきます。
 みなさま多数のご参加をお待ちしております。
 
 第35回虫害防除部セミナー
 日時: 2005年1月19日(水) 15時30分から
 場所: 中央農業総合研究センターA地区4階 419号室(会議室)
 演者:Vladimir Yushin  ロシア科学アカデミー 海洋生物学研究所
                 発生学研究室(ウラジオストック)
 
 演題:Spermatogenesis and nematode phylogeny
 要旨:
  Data on sperm structure and spermatogenesis are frequently
 discussed in the analyses of the phylogenetic relationships inside
 many classes of the metazoan animals with the exception of the
 class Nematoda. One of the reasons for this situation is a lack of
 studies on the relatively primitive aquatic nematodes from several
 important orders. Our latest observations on sperm development in
 free-living nematodes from the orders Enoplida (suborders
 Enoplina, Oncholaimina, Tripyloidina), Chromadorida (suborders
 Chromadorina and Cyatholaimina), Desmodorida, Araeolaimida and
 Monhysterida, together with the data available on many parasitic
 species, allow definition of four main patterns of nematode
 spermatogenesis. Each pattern is distinguished clearly by special
 way of development of aberrant organelles ? membranous organelles
 (MO) and fibrous bodies (FB): i) MO and FB develop as the MO-FB
 complexes (most Rhabditia (Rhabditida, Strogylida, Ascaridida,
 Rhigonematida, Spirurida) and some of Chromadoria (Araeolaimida
 (including Comesomatidae) and Monhysterida); ii) MO and FB occur
 but their development is asynchronous and independent (some
 Enoplia: Enoplida (Enoplus, Pontonema); Dorylaimida (Xiphinema));
 iii) MO do not appear, only FB are developed (Tylenchida from
 Rhabditia, Chromadorida and Desmodorida from Chromadoria); iv) FB
 do not appear, only MO are developed (Enoplia: Enoplida (Anticoma),
 Mermithida, Trichurida,Dioctophymida). Pattern of sperm
 development may be proposed as a new distinct cytological
 character for the analysis of the nematode relationships.
 
                         (中央農研 吉田睦浩)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、           ■
■ 常任評議員会の承諾を得て、ホームページ委員会が配信しています。  ■
■                                  ■
■ 本メールに関するお問い合わせは、                 ■
■ mailto:odokon-admin@ml.affrc.go.jp まで お願いいたします。   ■
■                                  ■
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/  ■
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【応動昆 お知らせメール】 024号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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 「お知らせメール」 2004/12/15
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 会員からの情報提供 -「石井象二郎先生を送る会」のご案内-

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■1 会員からの情報提供 -「石井象二郎先生を送る会」のご案内-

           「石井象二郎先生を送る会」           

  わが国有数の昆虫生理学者の一人であり、よき教育者・指導者であられた、
 石井象二郎先生が、さる12月10日(金)肺炎のためご逝去されました。89歳
 でした。密葬の儀につきましては、すでに身内の方のみで執り行われており
 ます。
  そこで、この度ご遺族の方々のご理解とご協力を得て、下記の要領で
 「石井象二郎先生を送る会」を執り行います。ご多忙の折とは存じますが、
 ご参加くださいますようご案内申し上げます。形式張ったことはお嫌い
 だった先生をお送りする会ですので、会場へは平服にてお越し下さるよう
 お願いいたします。
  なお、先生のご遺志により、ご香典の儀は固くご辞退申し上げます。
 
                 記                 
 
 日時:2004年12月23日(木) 13:00~15:00
                 (30分前より受付を開始いたします)
 場所:オークラフロンティアホテルつくば  3階「ジュピター」の間
    つくば市吾妻1丁目1364-1 (TEL:029-852-1112)
 ※地図はhttp://www.okura-tsukuba.co.jp/summary/access.htmlをご覧下さい
 
 「石井象二郎先生を送る会」事務局
    北村實彬(農業生物資源研究所TEL:029-838-7098 FAX:029-838-7075)
    野田隆志(農業生物資源研究所 TEL・FAX:029-838-6077)
    若村定男(農業生物資源研究所 TEL・FAX:029-838-6205)
    中島忠一(森林総合研究所 TEL:029-873-3211 ext.415)
 
                          (生物研 北村實彬)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、           ■
■ 常任評議員会の承諾を得て、ホームページ委員会が配信しています。  ■
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■ 本メールに関するお問い合わせは、                 ■
■ mailto:odokon-admin@ml.affrc.go.jp まで お願いいたします。   ■
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■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/  ■
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【応動昆 お知らせメール】 023号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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 「お知らせメール」 2004/12/15
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 会員番号は5桁の「数字」です
■2 小集会の申込方法が変更になりました
■3 大会講演は入会手続が完了していないと受け付けられません
■4 会員からの情報提供 - 中央農研虫害防除部セミナー -
■5 会員からの情報提供 - 岡山大学第206回昆虫学土曜セミナー -
■6 訃報 石井象二郎名誉会員

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■1 会員番号は5桁の「数字」です

 00064 00648 06483 etc........
 
 64A 648B 6483G etc.... ??????
 
 応動昆会員番号は会員名簿に記載されている★5桁の数字★です。
 
 会誌送付封筒の宛名書き部分には、先行する「0」(ゼロ)を削除した2桁
 から5桁の数字の「会員番号」と会員種別を示すアルファベットが印字され
 ています。
 
 例:
 正会員(B)の「浅木 斑」さんの場合 648B と印字されています。
 浅木 斑さんの会員番号は5桁の「数字」の「00648」です。
 末尾のアルファベット「B」は会員番号ではなく、正会員(B)であること
 を示す会員種別記号です。
 
 会員の内、名字のアルファベット順の早い方は、会誌送付封筒に印字されて
 いる会員番号の桁数が2桁(例:64)から4桁(例:6483)になりま
 す。学会大会参加申込みなどで会員番号を記入する場合は、空欄となる上位
 桁に「0」(ゼロ)を補って下さい(この例では「00064」、
 「06483」として下さい)。
 
 末尾の会員種別記号は:
  M:名誉会員
  A:正会員(A)
  B:正会員(B)
  G:学生会員
 を示しています。
 
 学会大会参加申込みに際し、混乱を招く表現があったことをお詫び申し上げ
 ます。なお、例示した会員氏名、会員番号は架空のものです。
 
                         (事務長 守屋成一)

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■2 小集会の申込方法が変更になりました

 小集会世話人・講演者の方へ
 
 応動昆48巻3号上では、小集会の講演要旨の送付・登録を一般講演と同じ方法
 で行うとしましたが、一般講演で、一人一題の制限を設けているシステムの
 都合上、また小集会をパックとして受け付ける方が効率がよいという事情から、
 小集会受付要領を変更します。世話人の方は下記大会HPの記述を熟読の上、
 1月7日の締切前にお申し込み下さい。

 WEBによる入会方法の説明
 大会HP http://www.tamagawa.ac.jp/odokon/
 →「登録・申込み」をクリック、「小集会について」をクリック

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■3 大会講演は入会手続が完了していないと受け付けられません

  大会ホームページに、第49回大会での講演を機に入会を希望される方の
 ための案内ページが出来ました。特に学生会員には該当者が多いと思い
 ます。
  大会で講演するためには、大会講演申込に先だって、学会への入会手続
 きを完了していただく必要があります。その上で1月7日までに大会参加・
 講演の申し込み・大会参加費の入金をして下さい。年末年始をはさみます
 ので、入会手続きは是非とも年内にお願いいたします。なお、学会事務局
 は12月28日から1月4日まではお休みです。
  学生会員として入会希望される方は、後日郵送される会費振込用紙に指
 導教官のサインと印鑑が必要になります。サインと印鑑がない場合には和
 文誌のみを受け取る正会員(A)扱いになりますのでご注意下さい。
 
 WEBによる入会方法の説明
 大会HP http://www.tamagawa.ac.jp/odokon/
 →「登録・申込み」をクリック、「応動昆未入会の方へ」をクリック
 
  このメールは応動昆会員のみに配信されていますので、お近くに入会希
 望者がいる場合は、上記内容をお伝えください。

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■4 会員からの情報提供 - 中央農研虫害防除部セミナー -

 中央農業総合研究センター虫害防除部では以下のセミナーを開催いたします。
 みなさまのご参加をお待ちしております。
 
 第34回中央農研虫害防除部セミナー
 
 日時: 2004年12月22日(水) 15時から
 場所: 中央農業総合研究センターA地区4階 419号室(会議室)
     (茨城県つくば市観音台3-1-1 TEL:029-838-8838)
 演者:
 ・伊藤 綾 (東京都農業試験場)
   東京都の農業紹介と島嶼地域に生息する線虫の分布調査
 ・村田未果 (中央農研 生物防除研究室)
   ハスモンヨトウにおける長距離移動性昆虫としての生理的特性
 
                         (中央農研 石崎摩美)

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■5 会員からの情報提供 - 岡山大学第206回昆虫学土曜セミナー -

 タイトル:地中営巣性コハナバチの暮らしぶり
 講演者:宮永龍一(島根大学生物資源学部)
 日時: 2005年1月29日(土)14:00~17:00
 場所: 岡山大学農学部第1講義室(1号館南側1F)
 
 尚詳しくはHPをご覧ください。
 http://www.agr.okayama-u.ac.jp/LIPM/seminar.html
 
                         (岡山大学 中筋房夫)

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■6 訃報 石井象二郎名誉会員

  本学会名誉会員 石井象二郎博士は2004年12月10日に逝去されました。
 博士は本学会創立以来30年以上連続して評議員に選出され、この間、1973-74
 年には学会長を務められました。享年89歳。国際的に著名な昆虫学者を失った
 ことは痛恨の極みです。ご冥福をお祈りいたします。

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■                                  ■
■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、           ■
■ 常任評議員会の承諾を得て、ホームページ委員会が配信しています。  ■
■                                  ■
■ 本メールに関するお問い合わせは、                 ■
■ mailto:odokon-admin@ml.affrc.go.jp まで お願いいたします。   ■
■                                  ■
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/  ■
■                                  ■
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【応動昆 お知らせメール】 022号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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 「お知らせメール」 2004/12/12
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 WEBからの大会申込が開始されました
■2 J-STAGEヒット数月別データ(12月版)
■3 人材募集情報 - 理化学研究所 研究員 -
■4 会員からの情報提供 - 天敵利用研究会報告 -
■5 会員からの情報提供 - 天敵利用研究会参加所感(出席報告) -

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■1 WEBからの大会申込が開始されました

 第49回大会(玉川大学)の大会参加・講演のWEBからの申込が開始されました。
 以下のサイトより、申し込んでください。なお、申込に際しては、会誌4号に
 掲載の注意事項もよくお読みください。
 
 申込サイト http://db1.wdc-jp.com/aez49/flow.php
 
 大会HP   http://www.tamagawa.ac.jp/odokon/

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■2 J-STAGEヒット数月別データ(12月版)

 11月までのJ-STAGEへのアクセス数推移をHPに公開しました。
 http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/whatsnew/041206jstage.html

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■3 人材募集情報 - 理化学研究所 研究員 -

 独立行政法人理化学研究所 中央研究所 松本分子昆虫学研究室 研究員
 
 当研究室では、昆虫(カイコ、ショウジョウバエ)を用いて、分子・細胞
 レベルから多様な生体機能発現の分子機構の解明を目指しています。
 
 募集人員:研究員1名
 応募資格:着任時に博士号を取得しており、分子生物学、分子細胞生物学を
      背景に持つポスドク経験者で40歳未満の方が望ましい。
 待遇:常勤の定年制職員(60歳定年)。ただし、研究歴等を考慮し、任期制
    職員(任期5年、着任3年後に定年制移行審査を受ける)として採用
    する場合もある。任期制職員として雇用される場合の年収・勤務条件
    は定年制職員準じます。
 提出書類:(1)履歴書(写真貼付)、(2)研究業績目録および主要論文(3報)
      の別刷またはコピー、(3)従来の研究の概要と今後の研究の抱負
     (A4サイズ1枚程度)、(4)推薦書1通および所見を求め得る方2名の
     氏名・連絡先、その他、選考の参考となる資料。
 応募締切:平成17年1月7日(必着)
 採用時期:平成17年4月1日またはそれ以降のできるだけ早い時期
 書類送付先/問合せ先:〒351-0198 和光市広沢2-1
   独立行政法人理化学研究所・中央研究所松本分子昆虫学研究室 松本正吾
   TEL:048-467-9520 FAX: 048-462-4678
   E-mail: smatsu@riken.jp
   http://www.riken.jp/r-world/research/lab/wako/entomology/index.html
 
                       (理化学研究所 松本正吾)
 
 http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/whatsnew/041209riken.html

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■4 会員からの情報提供 - 天敵利用研究会報告 -

 天敵利用研究会参加者の皆様および会員の皆様
 
  第14回天敵利用研究会宮崎大会はお陰様で11月30日に無事に閉会致しま
 した。マンパワー不足をごまかしながらの運営でしたが、農家と共に考える
 天敵利用ということで、これからの天敵の普及をどのように進めていくのか、
 研究面や取り組みに関していくつか重要な示唆が得られたと考えています。
  とりわけ、消費者に対する天敵利用のアピールは大きな課題として指摘さ
 れました。また、個別の講演でも、天敵活用やパフォーマンスアップに向け
 た基礎研究や実証研究など興味深い内容を発表いただいたと考えております。
  なお、近日中にパネルディスカッションの内容については大会ホームペー
 ジ(http://www16.ocn.ne.jp/~tenteki/)にアップ致しますのでそちらをご
 覧下さい。また、宮崎日日新聞のホームページで11月30日記事でも取り上げ
 られています。参加いただいた皆様からのご意見を大野宛にいただければ幸
 いです。来年の大会は埼玉(根本さん)で開催予定であることを付け加えます。
  普及センター、防除所関係、農協や農家の皆さんにもこの記事を転送いた
 だければ幸いです。
           (第14回天敵利用研究会 宮崎大会事務局 大野和朗)
 
 http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/whatsnew/041209tenteki.html

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■5 会員からの情報提供 - 天敵利用研究会参加所感(出席報告) -

 第14回天敵利用研究会宮崎大会参加所感(出席報告)
 
  事務長M氏とホームページ委員H氏とご一緒の二次会に行ったばかりに、
 このようなものを書く羽目に陥った。両御仁の狙いは単に二次会の店の紹介
 のような気もするが、それは後で触れるとして、まずは大会を振り返ってみ
 たい。
  久しぶり(実に6年ぶり)の参加だった。一般講演22題とパネルディスカッ
 ション。参加者は約250名とのことで、規模の拡大、成長を感じた。また個人
 的には、バンカープラントやペストインファースト、天敵と農薬の併用に関す
 る一般講演に、天敵研究のトレンドを感じた。しかし圧巻は何といってもパネ
 ルディスカッション「生産農家と共に考える、これからの天敵利用と研究の展
 開」だろう。天敵利用を中心に据えた産地戦略を確立している県の方々の話を
 聞き、強い刺激を受けた。そして生産農家、普及所、県行政のパネラーから語
 られる、天敵利用の現場の生の声は、成功への道程も、抱える問題点も、今後
 の課題も重く響いた。特に私の場合、普段は生産農家の話を伺う機会がまずな
 いので、貴重な時をいただいた。そして一般聴衆からもコメントが活発に投げ
 返され、非常に盛り上がり、本当にあっという間の2時間だった。なお、この
 パネルディスカッションの内容は、近日中にwebで公開されるとのこと。私の駄
 文から興味を抱いていただけるのか心許ないが、是非覗いて欲しい。当日の熱
 い様子が、多少なりとも窺えると思う。
  さて初日の夜に開催された懇親会も、なかなかに盛り上がっていた。豊富な
 料理とともに、地元の伝統芸能、神楽、地元の焼酎も多々振る舞われていた。
 大会、懇親会とも事務局のご尽力無しには語れないだろう(有難うございまし
 た)。なお次回は埼玉で開催されるとのこと。研究会の益々の発展が期待される。
  さてさて余談の二次会について。事務局主催の会は辞して(すみません)、
 先のお二人に加え、埼玉県のN氏、H氏の所属チームの長N氏とで、宮崎駅から徒
 歩3分の、大きな道から一本入った小さな店に入った。料理が美味しい。特に
 追加注文した赤鶏のたたき。既に出来上がっていた私は、焼酎の味は覚えてい
 ないけれど、皆さんご満足の様子だった。そして酒豪4名と食いしん坊(♀)1匹
 で5500円という破格。「出張ついでに立ち寄ったお客さんが、帰った地元で話
 題にしてくれて、新たなお客さんを呼んでくれれば」とは、気さくなおかみさ
 んの弁。つまり既に術中にはまっているのかな…だが本当に良い店だった。準
 備中の札が出ていても営業していたが、出来れば予約した方が良いらしい。
 そういう意味では我々はラッキーだった。
                         (農環研 屋良佳緒利)
 
 http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/whatsnew/041209tenteki.html

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、           ■
■ 常任評議員会の承諾を得て、ホームページ委員会が配信しています。  ■
■                                  ■
■ 本メールに関するお問い合わせは、                 ■
■ mailto:odokon-admin@ml.affrc.go.jp まで お願いいたします。   ■
■                                  ■
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/  ■
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【応動昆 お知らせメール】 021号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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 「お知らせメール」 2004/12/01
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 会員番号が必要です!
■2 怪しげな勧誘電話にご注意下さい!
■3 会員からの情報提供 - 岡山大学第205回昆虫学土曜セミナー -

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■1 会員番号が必要です!

  会員情報の変更や各種の問い合わせなど、個人会員から学会事務局等への
 お申し出に際しては、会員名簿に記載されております5桁の会員番号により
 処理させていただきます。学会大会の参加・講演申込みにも会員番号が必要
 になります。
  会員番号は、ちょうどお手許に送付された会誌4号の送付封筒・宛名下に
 も記入されています。会誌を受け取ったら、忘れずに会員番号をメモしてお
 いてください。

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■2 怪しげな勧誘電話にご注意下さい!

  会員名簿に掲載されている電話番号を利用した怪しげな電話勧誘活動が確
 認されました。会員名簿は学会員になれば、事実上誰でも入手できるので、
 名簿入手目的の不正入会を完全に阻止することは非常に困難です。心配して
 いたことが起こってしまいましたが、電話勧誘は、学会とは全く関係があり
 ません。十分ご注意下さい。

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■3 会員からの情報提供 - 岡山大学第205回昆虫学土曜セミナー -

 タイトル: ソシオケミカルズ:社会性ハチ類の多様な行動発現を
       統御する情報科学物質
 講演者: 小野正人(玉川大学農学部)
 日時: 2004年12月11日(土)14:00~17:00
 場所: 岡山大学農学部第1講義室(1号館南側1F)
 
 尚詳しくはHPをご覧ください。
 http://www.agr.okayama-u.ac.jp/LIPM/seminar.html
                         (岡山大学 中筋房夫)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、           ■
■ 常任評議員会の承諾を得て、ホームページ委員会が配信しています。  ■
■                                  ■
■ 本メールに関するお問い合わせは、                 ■
■ mailto:odokon-admin@ml.affrc.go.jp まで お願いいたします。   ■
■                                  ■
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/  ■
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