2018年4月アーカイブ

応動昆英文誌 (Applied Entomology and Zoology) Volume 53 Number 2 に掲載される論文タイトルへのリンクをお知らせします。すでにSpringerから直接タイトルを受け取られた会員もおられるとは思いますが、ご容赦下さい。

We are pleased to deliver your requested table of contents alert for **Applied Entomology and Zoology** Volume 53 Number 2 is now available online.

第353回 昆虫学土曜セミナーのご案内

  • 話題: 琉球列島やんばる地域の生物相の多様性と特異性
  • 講演者: 湊 和雄 (昆虫写真家・動物写真家)
  • 日時: 2018年5月10日(木) 15:00-17:00 (いつもと曜日が異なります)
  • 場所: 岡山大学農学部 一号館一階一番講義室

国際交流基金交付申込書の様式

国際交流基金交付申込書の様式がダウンロードできます。本学会では、海外で開催される研究集会への派遣・国内で開催される研究集会への海外研究者の招聘に対する助成を行っています。申請に当たっての年齢制限は特に設けておりませんので、学生会員の皆様のほか、地方公設試等に所属される会員の皆様におかれましても、この機会に是非御活用下さいますよう、お勧めいたします。

各年度の派遣助成の公募は、本ウェブサイト上で適宜案内します。

希望者は、応募書類(様式1、2)を事務長宛て(managerodokon.org)に電子メール添付でお送り下さい。詳細は、学会ウェブサイトに掲載の「日本応用動物昆虫学会国際交流基金運用細則」をご参照下さい。研究集会への旅費の支弁が困難な場合は、その理由を記載してください。

農学一般関連分野が担当する平成30年度の日本技術者教育認定機構(JABEE)実地審査のオブザーバー募集案内が来ております。希望される方は、学会より推薦可能ですので、事務長(managerodokon.org)までご連絡ください。

  • 1. 本審査の実施(継続審査): 関東地方および中部地方
  • 2. 実施時期: 平成30年10月から11月中完了 2泊3日(予定) この時期に参加可能な方
  • 3. 旅費: 公益財団法人農学会が負担(予定)
  • 4. オブザーバーの応募資格
    • (1) JABEE農学系分野審査講習会又はJABEEweb講習をすでに受講した者
    • (2) 平成30年6月中の土曜日に開催(予定)のJABEE農学系分野審査講習会を受講予定の者
  • 5. その他: 実地審査に参加したオブザーバーは、JABEEの審査員候補者の資格が得られます。

事務長あて締切: 4月25日(水)

1. はじめに

概念・背景など

国際昆虫学会議(International Congress of Entomology、ICE)は、昆虫学関連研究者の会合としては世界最大規模のものであり、1910年に第1回会議がブリュッセルで開催され、近年は4年に一度定期的に開催されています。前回の2016年第25回国際昆虫学会議(米国、フロリダ州オーランド市)には102ヵ国から6,600名を超える研究者の参加があり、本会議は昆虫学に関わる研究者の世界レベルでの意見交換・交流の場として、きわめて重要な役割を果たしています。

わが国では、1980年に京都で第16回国際昆虫学会議をアジアで初めて開催しましたが、それ以降の日本の開催はありません。しかし、本会議への日本人参加者は毎回非常に多く、会議の運営についても参加者数に見合った貢献が望まれること、また、若手研究者に世界の研究者との交流を促すのにも有効であることが強く認識されるに至り、本会議を日本に招致すべきとの機運が第25 回国際昆虫学会議を契機として高まりました。さらなる検討の結果、開催都市を京都、開催時期を2024年8月25-30日に決定し、第27回国際昆虫学会議(ICE2024)の日本への招致に向けて動き出しました。

今回、ICE2024招致活動の一環として大会ロゴマークを広く公募することになりました。ロゴは日本の文化や魅力を紹介する象徴のようなものであり、また、大会テーマをデザインとして具現化したものでもあります。ロゴは、さまざまなシーンで使用されます。皆様には独創性を存分に発揮していただき、世界の昆虫研究者に愛されるロゴの制作をお願いいたします。

2. 応募資格・提出方法

応募資格
日本昆虫科学連合加盟団体の会員もしくはその紹介する人
応募点数
1人1点
提出方法
メールへの添付ファイルにて提出
提出先: yoshi887ffpri.affrc.go.jp (吉村 真由美)
メールのタイトルは『ICE2024ロゴデザイン応募』とする。
応募締切
2018年7月27日(金) 午後5時
提出後の注意事項
提出された作品を最終結果発表前に第三者に公開した場合は、応募を無効とさせていただきます。応募した事実を伝えることは問題ございません。

3. 提出物について

ロゴへの必須事項
“ICE2024 KYOTO”の文字は必須とする。
その他の文字は、以下の中から採用することができる
  • XXVII International Congress of Entomology
  • New Discoveries through Consilience
  • August 25-30, 2024
提出物
ロゴデザイン案
作品の制作意図(400字以内)
制作者氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレス
所属学会、もしくは紹介者とその所属学会
提出様式
ロゴデザイン: jpgファイルとpdfファイル(それぞれ2MB以内)
後日、編集可能なデータ形式でのファイルの送付をお願いする。
制作意図と制作者氏名等 :wordファイル

4. 制作にあたっての注意事項

以下のものは審査の対象外となります。

  • “ICE2024 KYOTO”が入っていないもの
  • 既存のものをアレンジしたもの
  • 第三者の著作権や商標権などの権利を侵害するもの
  • 既に公表されているものと同一または類似のもの(応募後にWeb等にアップされた応募作品は審査対象外となります)
  • 政治、宗教、商業的メッセージ、反社会的、誹謗中傷などを含むもの
  • 性別、文化、人種、民族、障がいに基づく差別、偏見を含むもの
  • 公序良俗その他の法令に反するもの

5. 審査

審査方法
応募作品の中から第27回国際昆虫学会議招致委員会の審査により最終審査候補作品を選定し、その中から日本昆虫科学連合加盟団体による投票により採用作品1点を決定します。
審査基準
昆虫への愛が感じられること
日本らしさが感じられること
オリジナリティにあふれていること
さまざまな媒体で使用可能なこと
拡大縮小しても、全体のイメージが変わらないこと

6. 選考結果

結果発表について

  • 2018年10月上旬に日本昆虫科学連合のウェブ上にて発表する予定です。
  • 採用作品の応募者の氏名等の公表については、ご本人と相談して対応します。
  • 採用作品の応募者には賞金5万円を贈呈いたします。

7. 注意事項

  • 応募に要する費用はすべて応募者の負担とします。
  • 応募作品は返却いたしません。なお、ご提出いただいた作品の管理には万全の注意を払いますが、天災その他不慮の事故等により破損・紛失した場合、責任を負いかねます。
  • 採用作品の一切の著作権・使用権は、第27回国際昆虫学会議招致委員会に帰属します。
  • 採用作品のデザインおよび文字情報の配置やフォントサイズに手を加えることがあります。
  • 未成年者の方は、応募に当たり親権者等、法定代理人の同意を得た上で応募してください。採用作品および最終審査候補作品の決定に当たっては、著作権等の権利譲渡や賞金授受権に関して改めて親権者等の法定代理人の同意書が必要となります。
  • 応募後に、応募作品に関する知的財産権その他の一切の権利の全部または一部について、第三者にこれを譲渡し、移転し、もしくは担保に供する等の処分をし、または、出願・登録手続きを行っていたり、応募作品が公表されていたり、その他応募事項に違反する事実が判明した場合、応募を無効とすることがあります。
  • 応募要領に記載された事項は、今後変更または追加することがあります。その場合は、それまでに応募した方であってこれに同意できない方は、応募を撤回することが出来ますが、応募に要した費用、その他損失・損害等の負担には応じかねます。
  • 本件に関するお問い合わせは下記あてにお願いします。
    yoshi887ffpri.affrc.go.jp (吉村 真由美)
  • 審査過程の個別の問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。

第352回 昆虫学土曜セミナーのご案内

  • 話題: 性に振り回される社会と群集
  • 講演者: 小林 和也 (京都大学)
  • 日時: 2018年4月21日(土) 14:00-17:00
  • 場所: 岡山大学農学部一号館一階一番講義室

本賞は、平成30年4月1日現在で34歳未満の博士後期過程(詳細は公募要領を御覧ください)に在学する大学院生に授与される賞であることから、【学生会員】のみを推薦対象とします。

推薦を希望される場合は、指導教官もしくは推薦理由書作成者となる会員より、推薦書類一式を学会事務長宛て(managerodokon.org)に電子メールに添付してお送り下さい。必要な書類は下記のウェブサイトからダウンロードできます。

提出期限:
2018年5月11日(金) 17:00必着
賞および奨励金等選考委員会で審査し、1名の候補者の推薦を決定します。

注意点:

  • 推薦要項や記入要領をよくお読み下さい。
  • 在学する大学の長から推薦を受ける方は、学会から推薦しません。
  • 推薦には、会員1名を含む2名に推薦理由書を作成いただく必要があります。
  • 様式2、3、4のWordファイルをお送り下さい。
  • 様式2の1ページ目は、事務長までお問い合わせください。なお、上段の推薦者欄は空欄で結構です。
  • 様式1(学会長推薦用)は推薦が決定した後に学会側で作成しますので、提出不要です。

バイオミメティクスとは、生物の構造や機能の工学的応用のことであり、近年注目されております。昆虫はバイオミメティクスの優れたモデルであり、この新刊でも様々な昆虫が登場しています。

応動昆会員の皆様は、著者割引価格にて購入ができますので、ご希望の方は末尾の化学同人営業部まで直接ご連絡ください。

基本情報

書誌名:
持続可能性社会を拓くバイオミメティクス
(CSJカレントレビュー: 28)
著者・編者:
日本化学会 編
出版日:
2018年3月20日
出版社:
化学同人
総ページ数:
184 (B5版・巻頭カラー・部分2色刷)
ISBN:
978-4-7598-1388-3
著者割引特価:
3,628円 (税込・送料込) 

目次 巻頭カラー 写真で見るバイオミメティクスの世界

<PartⅠ 基礎概念と研究現場>

  • 1章. Basic concept-1: バイオミメティクス化学の変遷―世界と日本 (國武 豊喜)
    Basic concept-2: バイオミメティクスの新展開 (下村 政嗣)
  • 2章. フロントランナーに聞く(座談会) (下村 政嗣・長谷山 美紀・針山 孝彦・平坂 雅男・穂積 篤 聞き手: 栗原 和枝)
  • 3章. Activities: 研究会・国際シンポジウムの紹介

<PartⅡ 研究最前線>

バイオミメティクスの新展開
1章. バイオミメティクス画像検索:情報科学が繋ぐ博物学とナノテクノロジー (長谷山 美紀)
バイオミメティクス・トライボロジー
2章. 生物体表面のトライボロジー特性と摩擦力測定 (平井 悠司)
3章. 高分子合成化学・表面化学修飾を中心とした表面改質技術の開発とそのトライボロジー特性 (小林 元康)
バイオミメティクス・フォトニクス
4章. 生物の構造色とその物理的な仕組み (吉岡 伸也)
5章. 自己組織化による構造色材料創成 (不動寺 浩)
6章. 自己組織化を利用したモスアイフィルムの作製 (魚津 吉弘)
バイオミメティクス・サーフェス
7章. バイオミメティック・バイオフィルムとしてのナノスーツ (石井 大佑)
8章. 自己修復型撥液材料 (穂積 篤)
9章. 生物から学ぶ接合技術 (細田 奈麻絵)
バイオミメティクス・センシング
10章. 化学センシング (光野 秀文・北條 賢・森 直樹)
11章. 音響センシング (高梨 琢磨)
12章. 眼に学ぶ光センシング (針山 孝彦)
メディカル・バイオミメティクス
13章. メカノバイオミメティクスによる細胞操作工学 (木戸秋 悟)
応用トピックス
1) カタツムリに学ぶセルフクリーニング建材 (井須 紀文)
2) 低摩擦船底防汚塗料LF-Seaの開発~マグロの皮膚から学ぶもの~ (山盛 直樹)
3) モルフォチョウに学ぶ構造発色繊維と構造発色フィルム (広瀬 治子)

  • 1) この分野を発展させた革新論文39
  • 2) 覚えておきたい関連最重要用語
  • 3) 知っておくと便利!関連情報

著者割引購入ご希望の方は、メールの件名を『【日本応用動物昆虫学会】CSJ28バイオミメティクス著者割引購入』と記載いただき、また本文にて、著者割引価格で「CSJ28バイオミメティクス」購入希望の旨、そしてご連絡先をお書きください。

問い合わせ先:
株式会社 化学同人 営業部 田中・山田
〒600-8074 京都市下京区仏光寺通柳馬場西入ル
eigyoukagakudojin.co.jp
TEL: 075-352-3711
FAX: 075-352-0371

地方独立行政法人 北海道立総合研究機構(道総研)では、平成31年4月1日採用に向けて、4月1日より以下のホームページで募集要項と採用スケジュールを公開しています。

道総研農業研究本部(農業試験場)における研究職(試験区分「害虫」1名)を募集しています。

試験区分「害虫」の主な職務内容は、害虫の防除に関する調査研究、求める人材は、「農学に関する基礎知識、並びに応用動物昆虫学に関する専門知識を有する者」です。

受験資格は、昭和59年4月2日以降に生まれた者で、修士課程修了者と同等の能力を有する者としています。なお、学部卒を排除するものではありません。

応募書類の受付期限は平成30年5月11日(金)(消印有効)です。

野口英世アフリカ賞の推薦について

内閣府より、第3回野口英世アフリカ賞受賞候補者の推薦について依頼がありました。

学会からの推薦を希望する会員は、「野口英世アフリカ賞」ホームページまたは独立行政法人日本学術振興会のホームページから推薦書様式をダウンロードの上、事務長(managerodokon.org)までお送りください。

賞および奨励金等候補者選考委員にて選考いたします。6月1日(金)必着とさせていただきます。

第23回農林害虫防除研究会・広島大会のお知らせ

下記の御案内のとおり、農林害虫防除研究会・広島大会を開催いたします。
皆様ふるってご参加ください。
なお、参加申し込みの締め切りは4月27日(金)です。
お早目に申し込みください。

◎害虫防除関連の一般講演を20題程度募集します。奮って御参加下さい。

日時:平成30年6月4日(月) 13:00~17:00, 5日(火)9:00~14:30
*終了時間は一般課題数の申し込み数により変更する場合があります。

会場:広島県民文化センター「多目的ホール」

〒730-0051 広島市中区大手町1-5-3
大会会場マップ
TEL 082-245-2311
広島県民文化センター

【情報交換会】
ホテルメルパルクHIROSHIMA
情報交換会会場マップ
〒730-0011 広島市中区基町6-36 TEL 082-222-9867

 

シンポジウムテーマ:「新しい技術で害虫防除を目指す」

1. 太陽光植物工場に実装可能な植物診断技術 -BVOC計測×光合成機能診断ロボット-

高山 弘太郎(愛媛大学)

2. BVOCと誘導抵抗性を利用した植物管理技術の可能性

高林 純示(京都大学)

3. 画像解析技術と微小昆虫等の識別への応用

寺田 賢治(徳島大学)

4. 害虫・天敵類を画像解析技術を利用して識別するための手法と識別事例

中野 昭雄(徳島農研)

参加費
(1)研究大会 :会員1,000円、非会員2,000円
(2)情報交換会 :6,000円

詳しくは農林害虫防除研究会のホームページを御覧下さい。

大会案内や講演要旨作成要領などを閲覧・ダウンロードできます。

第23回農林害虫防除研究会・広島大会事務局
広島県立総合技術研究所農業技術センター 栗久 宏昭
農研機構西日本農業研究センター 三浦 一芸

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