2020年1月アーカイブ

戦略的イノベーション創造プログラム「次世代農林水産業創造技術」(SIP農業)は、我が国の農林水産業の国際競争力強化や地域経済の活性化に加え、農林水産業を若者にとって魅力的な産業とすることを最大の目標としています。SIP農業のうち「新たな植物保護技術コンソーシアム」では、海外と勝負できる生産性を有する日本型高度施設園芸の実現を目標に、天敵昆虫の効率的な利用や、光・音波等の物理的刺激を利用した病害虫の抑制等の技術を組み合わせ、化学合成農薬に依存しないトマトとイチゴの病害虫防除システムの構築に取り組んできました。また、ナスやジャガイモ、レタス等で使える新たな資材の開発も進めています。この度、下記のとおり京都府病害虫防除所との共催により研究成果報告会を開催します。

  • 1.開催日時:2020年2月19日(水)10:00〜17:05

  • 2.開催場所:キャンパスプラザ京都 5階第1講義室、第2および3演習室

  •   (〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路939)
  • 3.内  容: 

  •   1)講演第1部「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」
  •   2)SIPが生み出す新たな病害虫防除資材の展示
  •   3)講演第2部「新たな総合的植物保護技術」
  • 4.定  員:280名(講演の部は、定員に達し次第、締め切らせていただきます)

  • 5.主  催:農研機構 中央農業研究センター

  • 6.共  催:京都府病害虫防除所

  • 7.参 加 費:無料

  • 8.参加申し込み

  • 当日参加も受け付けますが、講演会場の席に限りがありますので、できるだけ農研機構のWEBページ(以下URL)から事前登録をお願いします。
  • 受付サイト:
  • (URL)http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2020/01/133319.html
  • 9.問い合わせ先

  •   開催事務局窓口:京都府病害虫防除所 德丸 晋  
  •   TEL:0771-23-9512 FAX:0771-23-6539
  •   農研機構窓口:中央農業研究センター 広報チーム 谷脇浩子
  •   TEL:029-838-8421 FAX:029-838-8574
  • 10.プログラム
  • (1)開会挨拶(SIPの概要) 10:00~10:15
  •    (農研機構 中央農業研究センター 後藤千枝)
  • (2)講演第1部「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」 10:15~12:15
  • ア 化学農薬を削減したトマト病害虫の新防除体系
  •    (農研機構 西日本農業研究センター 安部順一朗)
  • イ 新規土壌還元消毒を主体としたトマト土壌病害虫の新防除体系  
  •    (農研機構 野菜花き研究部門 中保一浩)
  • ウ 紫外光(UV-B)照射を基幹とした施設イチゴ病害虫の新防除体系 
  •    (兵庫県立農林水産技術総合センター 田中雅也)
  • (3)13:15~14:10 展示発表コアタイム
  • 展示内容:UV-B照射装置ならびに光反射資材;超音波防虫システム;植物活力剤;
  •      土壌還元消毒資材(糖含有珪藻土);天敵タバコカスミカメ;
  •      LED天敵誘引装置、LED天敵捕集装置;赤色系防虫ネット;赤色LED防除装置;
  •      害虫忌避剤(グリセリン酢酸脂肪酸エステル乳剤、プロヒドロジャスモン);
  •      音響害虫防除装置;振動害虫防除装置;新型色彩捕虫シート;
  •      ジャガイモ用栽培体系資材;レタス用pH降下型肥料 他
  • (4)講演第2部「新たな総合的植物保護技術」 14:20~17:00
  • ア チョウ目害虫を超音波で防除する 
  •    (農研機構 果樹茶業研究部門 中野 亮)
  • イ アザミウマ類およびコナジラミ類に対する赤色系防虫ネットの防除効果 
  •    (京都府農林水産技術センター 德丸 晋) 
  • ウ ミナミキイロアザミウマに対する赤色LED防除装置の防除効果
  •    (大阪府立環境農林水産総合研究所 城塚可奈子) 
  • エ エッジ効果を利用した新型捕虫シートの開発 
  •    (兵庫県立農林水産技術総合センター 八瀬順也)  
  • オ 静岡県の長段どりトマトにおけるタバコカスミカメを主体とした総合防除事例 
  •    (静岡県農林技術研究所 斎藤千温) 
  • カ コナジラミ類行動制御剤(ベミデタッチⓇ)の植物病原ウイルス媒介抑制効果 
  •    (石原産業株式会社 加嶋崇之) 
  • キ アザミウマ類を寄せ付けない!害虫忌避剤プロヒドロジャスモン
  •    (農研機構 中央農業研究センター 櫻井民人) 
  • ク 植物の活力を高めて病気に強い体を作ります! 
  •    (岡山県農林水産総合センター 鳴坂義弘) 
  • (5)閉会挨拶  17:00〜17:05
  •    (京都府病害虫防除所 津田和久)

【応動昆お知らせメール】 805号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2020/01/26
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■「SIP農業」「持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発」
■ 研究成果発表会ならびに令和元年度農作物病害虫セミナーのご案内

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/odokon/member/ から

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■ 「SIP農業」「持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発」
研究成果発表会ならびに令和元年度農作物病害虫セミナーのご案内

戦略的イノベーション創造プログラム「次世代農林水産業創造技術」(SIP農業)は、
我が国の農林水産業の国際競争力強化や地域経済の活性化に加え、農林水産業を
若者にとって魅力的な産業とすることを最大の目標としています。SIP農業のうち
「新たな植物保護技術コンソーシアム」では、海外と勝負できる生産性を有する
日本型高度施設園芸の実現を目標に、天敵昆虫の効率的な利用や、光・音波等の
物理的刺激を利用した病害虫の抑制等の技術を組み合わせ、化学合成農薬に
依存しないトマトとイチゴの病害虫防除システムの構築に取り組んできました。
また、ナスやジャガイモ、レタス等で使える新たな資材の開発も進めています。
この度、下記のとおり京都府病害虫防除所との共催により研究成果報告会を開催します。

1.開催日時:2020年2月19日(水)10:00〜17:05

2.開催場所:キャンパスプラザ京都 5階第1講義室、第2および3演習室
  (〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路939)
3.内  容: 
  1)講演第1部「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」
  2)SIPが生み出す新たな病害虫防除資材の展示
  3)講演第2部「新たな総合的植物保護技術」

4.定  員:280名(講演の部は、定員に達し次第、締め切らせていただきます)

5.主  催:農研機構 中央農業研究センター

6.共  催:京都府病害虫防除所

7.参 加 費:無料

8.参加申し込み

当日参加も受け付けますが、講演会場の席に限りがありますので、
できるだけ農研機構のWEBページ(以下URL)から事前登録をお願いします。

受付サイト(1月29日公開*):
(URL)http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2020/01/133319.html
 *1月28日までは下記の申込みサイトに直接アクセスをお願いします。
(URL)https://pursue.dc.affrc.go.jp/form/fm/naro023/sipjizokuka20200219

9.問い合わせ先
  開催事務局窓口:京都府病害虫防除所 德丸 晋  
  TEL:0771-23-9512 FAX:0771-23-6539
  農研機構窓口:中央農業研究センター 広報チーム 谷脇浩子
TEL:029-838-8421 FAX:029-838-8574

10.プログラム

(1)開会挨拶(SIPの概要) 10:00~10:15
(農研機構 中央農業研究センター 後藤千枝)

(2)講演第1部「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」 10:15~12:15

ア 化学農薬を削減したトマト病害虫の新防除体系
   (農研機構 西日本農業研究センター 安部順一朗)

イ 新規土壌還元消毒を主体としたトマト土壌病害虫の新防除体系 
(農研機構 野菜花き研究部門 中保一浩)

ウ 紫外光(UV-B)照射を基幹とした施設イチゴ病害虫の新防除体系 
(兵庫県立農林水産技術総合センター 田中雅也)

(3)13:15~14:10 展示発表コアタイム
展示内容:UV-B照射装置ならびに光反射資材;超音波防虫システム;
植物活力剤;土壌還元消毒資材(糖含有珪藻土);天敵タバコカスミカメ;
LED天敵誘引装置、LED天敵捕集装置;赤色系防虫ネット;赤色LED防除装置;
害虫忌避剤(グリセリン酢酸脂肪酸エステル乳剤、プロヒドロジャスモン)
;音響害虫防除装置;振動害虫防除装置;新型色彩捕虫シート;
ジャガイモ用栽培体系資材;レタス用pH降下型肥料 他

(4)講演第2部「新たな総合的植物保護技術」 14:20~17:00
ア チョウ目害虫を超音波で防除する 
(農研機構 果樹茶業研究部門 中野 亮)

イ アザミウマ類およびコナジラミ類に対する赤色系防虫ネットの防除効果 
(京都府農林水産技術センター 德丸 晋) 

ウ ミナミキイロアザミウマに対する赤色LED防除装置の防除効果
(大阪府立環境農林水産総合研究所 城塚可奈子) 

エ エッジ効果を利用した新型捕虫シートの開発 
(兵庫県立農林水産技術総合センター 八瀬順也) 

オ 静岡県の長段どりトマトにおけるタバコカスミカメを主体とした総合防除事例 
(静岡県農林技術研究所 斎藤千温) 

カ コナジラミ類行動制御剤(ベミデタッチⓇ)の植物病原ウイルス媒介抑制効果 
(石原産業株式会社 加嶋崇之) 

キ アザミウマ類を寄せ付けない!害虫忌避剤プロヒドロジャスモン
(農研機構 中央農業研究センター 櫻井民人) 

ク 植物の活力を高めて病気に強い体を作ります! 
(岡山県農林水産総合センター 鳴坂義弘) 

(5)閉会挨拶  17:00〜17:05
   (京都府病害虫防除所 津田和久)

後藤千枝(農研機構 中央農業研究センター)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 理事会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ manager(at)odokon.org まで お願いいたします。
■ (@は(at)に変えてあります)
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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【応動昆お知らせメール】 804号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2020/01/21
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■ 第8回アジア植物病理学会の公式ホームページ開設のお知らせ

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/odokon/member/ から

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■ 第8回アジア植物病理学会の公式ホームページ開設のお知らせ

初春の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は、我が国の植物保護並びに植物病理学の発展につきまして
格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、日本植物病理学会では、既にお知らせしております通り本年9月に
第8回アジア植物病理学会(ACPP 2020)を茨城県のつくば国際会議場において
開催致します。

この度、本ACPP 2020 の公式ウェブサイトが完成し、過日一般公開を致しました。

ご都合が許せばご参加頂けますことをお願い申し上げます。

ACPP 2020 公式ホームページ https://acpp2020.org

津田 新哉(日本植物病理学会 第8回アジア植物病理学会組織委員会 組織委員長)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 理事会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

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■ manager(at)odokon.org まで お願いいたします。
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■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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初春の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は、我が国の植物保護並びに植物病理学の発展につきまして格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、日本植物病理学会では、既にお知らせしております通り本年9月に第8回アジア植物病理学会(ACPP 2020)を茨城県のつくば国際会議場において開催致します。

この度、本ACPP 2020 の公式ウェブサイトが完成し、過日一般公開を致しました。

ご都合が許せばご参加頂けますことをお願い申し上げます。

ACPP 2020 公式ホームページ https://acpp2020.org

【応動昆お知らせメール】 803号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2020/01/16
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■ 第64回大会 口頭発表・ポスター発表(仮)プログラムの公開

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/odokon/member/ から

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■ 第64回大会 口頭発表・ポスター発表(仮)プログラムの公開

応動昆 第64回大会に参加申し込みされた皆様

口頭発表・ポスター発表につきまして、仮プログラムを大会ウェブサイト
https://64.odokon.org/
にて公開いたしましたので、発表を申し込まれた方はご確認ください。

・【重要】申し込みしたのにもかかわらず抜け落ちていないか、
 ご確認ください。
・【重要】大会参加費・学会年会費を未納の方は発表できませんので、この
 プログラムに記載されていても、最終版では削除される場合があります。
・演者名・演題に間違いがないか、ご確認ください。
・ポスターについては、今回は申し込み者の名前のみ記載ですが、冊子体では
 全員掲載されます。
・漏れがあった場合は、1月17日(金)までに、大会プログラム委員会
( E--mail: odokon-program@ieic5.sakura.ne.jp )までご連絡ください。
・講演順、日程の変更などはお受けできませんのでご了解ください。
・フォントの仕様で異字体が表示されている場合があります。
・基本的には入力いただいた通りの表示となっております。イタリック
 指定の追加等、内容把握に不可欠でないご依頼はご遠慮ください。
・このプログラムは確認のためのものですので、
 冊子体印刷フォーマットとは異なります。
・会場名・講演番号は仮で変更の可能性があります。当日の冊子体を必ず
 ご確認ください。
・講演申込時に備考欄にお書きいただきました要望事項に関しましては、
 全体のプログラム作成の都合上、必ずしもお応えすることができて
 いない場合があることをお詫びいたします。

短期間での依頼となり申し訳ございませんが、よろしくおねがいします。

(大会プログラム委員会 委員長 丹羽隆介)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 理事会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ manager(at)odokon.org まで お願いいたします。
■ (@は(at)に変えてあります)
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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応動昆 第64回大会に参加申し込みされた皆様

口頭発表・ポスター発表につきまして、仮プログラムを大会ウェブサイト

https://64.odokon.org/

にて公開いたしましたので、発表を申し込まれた方はご確認ください。

  • ・【重要】申し込みしたのにもかかわらず抜け落ちていないか、
  •      ご確認ください。
  • ・【重要】大会参加費・学会年会費を未納の方は発表できませんので、
  •      このプログラムに記載されていても、最終版では削除される場合があります。
  • ・演者名・演題に間違いがないか、ご確認ください。
  • ・ポスターについては、今回は申し込み者の名前のみ記載ですが、冊子体では全員掲載されます。
  • ・漏れがあった場合は、1月17日(金)までに、大会プログラム委員会
  •  ( E--mail: odokon-programieic5.sakura.ne.jp )までご連絡ください。
  • ・講演順、日程の変更などはお受けできませんのでご了解ください。
  • ・フォントの仕様で異字体が表示されている場合があります。
  • ・基本的には入力いただいた通りの表示となっております。
  •  イタリック指定の追加等、内容把握に不可欠でないご依頼はご遠慮ください。
  • ・このプログラムは確認のためのものですので、
  •  冊子体印刷フォーマットとは異なります。
  • ・会場名・講演番号は仮で変更の可能性があります。
  •  当日の冊子体を必ずご確認ください。
  • ・講演申込時に備考欄にお書きいただきました要望事項に関しましては、
  •  全体のプログラム作成の都合上、必ずしもお応えすることができていない場合が
  • あることをお詫びいたします。

短期間での依頼となり申し訳ございませんが、よろしくおねがいします。

【応動昆お知らせメール】 802号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2020/01/13
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■第373回 昆虫学土曜セミナーのご案内

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■第373回 昆虫学土曜セミナーのご案内

話題:Conflict, DDT & Things

講演者:David J. Hosken
(Centre for Ecology & Conservation, School of Biosciences,
University of Exeter)

日時:2020年1月25日(土)15:00-17:00

場所:岡山大学農学部一号館一番講義室


高橋一男(岡山大学)
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■ 理事会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

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【応動昆お知らせメール】 801号


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「お知らせメール」 2020/01/11
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■JT生命誌研究館 研究室奨励研究員(蘇研究室)の募集のお知らせ

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■JT生命誌研究館 研究室奨励研究員(蘇研究室)の募集のお知らせ

公募対象: JT生命誌研究館 研究室奨励研究員(蘇研究室)
公募職種: 研究員・ポスドク相当
公募人数: 1名
公募〆切: 2020年1月31日
本文:
【求人内容】
(1)機関の説明:
JT生命誌研究館では、期間を定めて当館研究室の研究テーマに沿った研究を遂行していただく
奨励研究員制度(ポスドク相当)を導入しております。
この度、蘇研究室の奨励研究員を下記のとおり募集を行います。

(2)研究テーマ:
イチジク属植物とイチジクコバチの間に、種特異性の高い絶対共生系が構築されています。
我々は、フィールド調査、分子系統、集団遺伝、形態分類、化学生態、行動実験など様々な側面から、
イチジク属植物とイチジクコバチの共進化・共種分化の検証、共生関係の構築・維持機構と
種分化プロセスの解明を行っています。本公募はイチジク属植物とイチジクコバチの近縁種間や
集団間のゲノム比較やRNA-seq 解析を通して、植物に対するコバチの種特異的認識機構と
種分化機構の分子的メカニズムの解明を目指しています。
この研究テーマに興味をもち、集団遺伝やゲノム解析、RNA-seq解析などの手法を用いて、
本研究課題に取り組む関心と意欲のある方を歓迎します。

(3)勤務地住所:大阪府高槻市紫町1番1号

(4)募集人員:奨励研究員・1名

(5)着任時期:2020年4月1日以降の着任でご相談に応じます。

【勤務形態】
常勤 (任期あり)原則3年

【応募資格】
博士の学位を有する者、またはそれに相当すると認められる者。
ただし、事情により上記以外の者であっても選考の対象とすることがありますが、
この場合は状況を説明した文書を添付してください。

【待遇】
(1)給与:弊社の支払基準による

(2)勤務時間:原則としてフレックスタイム制
※コアタイム10:00-15:00

(3)所定時間外労働:あり

(4)休日:土曜日、日曜日、祝日、夏季休日(5日)、年末年始休日

(5)年次有給休暇:あり

(6)各種保険:健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険に加入

(7)勤務形態:契約社員(1年ごとに更新)
※研究の進捗状況を見定め、次年度以降の契約を行なわない場合もあります。

【募集期間】
2020年01月31日まで必着
※採用が決定次第締め切ります。

【応募・選考・結果通知・連絡先】
[提出書類]
(1)履歴書(市販のもので可、本人写真を貼付、携帯電話番号・メールアドレスを明記)
(2)これまでの研究概要(書式不問、必要に応じて図表の挿入も可)
(3)志望理由と着任後の抱負(書式不問)
※どのように研究テーマに貢献できるか自己アピールする。
(4)学会発表リスト(タイトル、学会名、発表年など)
(5)論文リスト(主要なものについては別刷り同封が望ましい)
(6)所見を求め得る人物の連絡先
(7)その他、研究活動歴を示すのに参考となる事項や、研究活動歴を良く知る人物の推薦状などを付記してもよい。
※提出いただいた書類は採用審査にのみ使用します。
 厳重な管理の下に採用関係者のみが閲覧し、第三者に開示、譲渡、貸与することは一切ありません。
※応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。

[応募書類送付先]
〒569-1125 大阪府高槻市紫町1番1号
(株)生命誌研究館 事務セクター 加藤浩聡
※「蘇研究室応募書類」と明記してください。

[選考方法、結果通知方法]
(1)1次選考:提出書類による書類審査 
 1次選考通過者には、メールにて2次選考のご案内をします。
(2)2次選考:プレゼンテーション・面接(JT生命誌研究館にて)

[連絡先]
(1)研究内容等に関するお問い合わせ
(株)生命誌研究館 研究セクター 蘇
Tel: 072-681-9798 Fax: 072-681-9757
※応募前に蘇研究室へ必ず連絡をしてください。
(2)待遇等に関するお問い合わせ
(株)生命誌研究館 事務セクター 加藤浩聡
Tel: 072-681-9750 Fax: 072-681-9743
メールアドレス: 3kensaiyo2020Atbrh.co.jp
※アドレスのAtは送信時に@に読み替えてください。

【備考】
研究期間は原則3年ですが、研究の進捗状況を見定め、次年度以降の契約を行なわない場合もあります。
JT生命誌研究館の基本的な考え方と活動をJT生命誌研究館のホームページ(https://www.brh.co.jp)に掲載しています。
応募の前に確認し、理解した上で応募してください。

(株)生命誌研究館 事務セクター 加藤浩聡
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
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【応動昆お知らせメール】 800号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2020/01/10
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■昆虫科学・新産業創生研究センター(九州大学)シンポジウムのお知らせ

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■昆虫科学・新産業創生研究センター(九州大学)シンポジウムのお知らせ

【昆虫多様性と生態の理解と応用】をテーマに九州大学伊都キャンパスで
開催されるシンポジウムについて御案内します。
皆様ふるって御参加ください。

日時:2020年2月5日(水) 13:30~17:00 (懇親会 17:15~ @九大ビッグオレンジ)
会場: 九州大学伊都キャンパス椎木講堂(第2講義室)
   会場へのアクセス:http://shiiki-hall.kyushu-u.ac.jp/access/
事前参加登録: http://u0u1.net/vglY
* シンポジウムは無料ですが、懇親会は有料です。

タイムテーブル
(13:00~ 会場受付開始)
13:30 ~13:40 開会挨拶 (日下部 宜宏 センター長)
13:40~14:20 「天敵昆虫をはじめとする有用生物資源の探索と利用」
 松尾 和典 (九州大学大学院 比較社会文化研究院)
14:20~15:10 「蚊の生活史と病気の伝搬生態:鳥マラリアの媒介蚊研究から」
 津田 良夫 (国立感染症研究所)
15:10~15:30 tea break
15:30~16:10 「昆虫翅の起源を探る研究から害虫防除へ」
 新美 輝幸 (基礎生物学研究所/総合研究大学院大学)
16:10~16:50 「地味な昆虫の研究から昆虫の魅力を伝える」
 丸山 宗利 (九州大学 総合研究博物館)
16:50~17:00 総合討論

シンポジウムHP:
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/iscec/wordpress/sympo/
お問い合わせ: 藤田 龍介(九州大学大学院 農学研究院 衛生昆虫学分野、
e-mail: r-fujita@agr.kyushu-u.ac.jp)
主催:九州大学 昆虫科学・新産業創生研究センター

阿部芳久(九州大学)
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第373回 昆虫学土曜セミナーのご案内

  • 話 題:Conflict, DDT & Things
  • 講演者:David J. Hosken
  •     (Centre for Ecology & Conservation, School of Biosciences, University of Exeter)
  • 日 時:2020年1月25日(土)15:00-17:00
  • 場 所:岡山大学農学部一号館一番講義室
  • 【求人内容】
  • (1)機関の説明:
  • JT生命誌研究館では、期間を定めて当館研究室の研究テーマに沿った研究を遂行していただく奨励研究員制度(ポスドク相当)を導入しております。この度、蘇研究室の奨励研究員を下記のとおり募集を行います。

  • (2)研究テーマ:
  • イチジク属植物とイチジクコバチの間に、種特異性の高い絶対共生系が構築されています。我々は、フィールド調査、分子系統、集団遺伝、形態分類、化学生態、行動実験など様々な側面から、イチジク属植物とイチジクコバチの共進化・共種分化の検証、共生関係の構築・維持機構と種分化プロセスの解明を行っています。本公募はイチジク属植物とイチジクコバチの近縁種間や集団間のゲノム比較やRNA-seq 解析を通して、植物に対するコバチの種特異的認識機構と種分化機構の分子的メカニズムの解明を目指しています。この研究テーマに興味をもち、集団遺伝やゲノム解析、RNA-seq解析などの手法を用いて、本研究課題に取り組む関心と意欲のある方を歓迎します。

  • (3)勤務地住所:大阪府高槻市紫町1番1号
  • (4)募集人員:奨励研究員・1名
  • (5)着任時期:2020年4月1日以降の着任でご相談に応じます。
  • 【勤務形態】
  • 常勤 (任期あり)原則3年
  • 【応募資格】
  • 博士の学位を有する者、またはそれに相当すると認められる者。ただし、事情により上記以外の者であっても選考の対象とすることがありますが、この場合は状況を説明した文書を添付してください。
  • 【待遇】
  • (1)給与:弊社の支払基準による
  • (2)勤務時間:原則としてフレックスタイム制
  • ※コアタイム10:00-15:00
  • (3)所定時間外労働:あり
  • (4)休日:土曜日、日曜日、祝日、夏季休日(5日)、年末年始休日
  • (5)年次有給休暇:あり
  • (6)各種保険:健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険に加入
  • (7)勤務形態:契約社員(1年ごとに更新)
  • ※研究の進捗状況を見定め、次年度以降の契約を行なわない場合もあります。
  • 【募集期間】
  • 2020年01月31日まで必着
  • ※採用が決定次第締め切ります。
  • 【応募・選考・結果通知・連絡先】
  • [提出書類]
  • (1)履歴書(市販のもので可、本人写真を貼付、携帯電話番号・メールアドレスを明記)
  • (2)これまでの研究概要(書式不問、必要に応じて図表の挿入も可)
  • (3)志望理由と着任後の抱負(書式不問)
  • ※どのように研究テーマに貢献できるか自己アピールする。
  • (4)学会発表リスト(タイトル、学会名、発表年など)
  • (5)論文リスト(主要なものについては別刷り同封が望ましい)
  • (6)所見を求め得る人物の連絡先
  • (7)その他、研究活動歴を示すのに参考となる事項や、研究活動歴を良く知る人物の推薦状などを付記してもよい。
  • ※提出いただいた書類は採用審査にのみ使用します。厳重な管理の下に採用関係者のみが閲覧し、第三者に開示、譲渡、貸与することは一切ありません。
  • ※応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。
  • [応募書類送付先]
  • 〒569-1125 大阪府高槻市紫町1番1号
  • (株)生命誌研究館 事務セクター 加藤浩聡
  • ※「蘇研究室応募書類」と明記してください。
  • [選考方法、結果通知方法]
  • (1)1次選考:提出書類による書類審査 
  •  1次選考通過者には、メールにて2次選考のご案内をします。
  • (2)2次選考:プレゼンテーション・面接(JT生命誌研究館にて)
  • [連絡先]
  • (1)研究内容等に関するお問い合わせ
  • (株)生命誌研究館 研究セクター 蘇
  • Tel: 072-681-9798 Fax: 072-681-9757
  • ※応募前に蘇研究室へ必ず連絡をしてください。
  • (2)待遇等に関するお問い合わせ
  • (株)生命誌研究館 事務セクター 加藤浩聡
  • Tel: 072-681-9750 Fax: 072-681-9743
  • メールアドレス: 3kensaiyo2020Atbrh.co.jp
  • ※アドレスのAtは送信時に@に読み替えてください。
  • 【備考】
  • 研究期間は原則3年ですが、研究の進捗状況を見定め、次年度以降の契約を行なわない場合もあります。
  • JT生命誌研究館の基本的な考え方と活動をJT生命誌研究館のホームページ(https://www.brh.co.jp)に掲載しています。応募の前に確認し、理解した上で応募してください。

【昆虫多様性と生態の理解と応用】をテーマに九州大学伊都キャンパスで開催されるシンポジウムについて御案内します。皆様ふるって御参加ください。

  • 日時:2020年2月5日(水) 13:30~17:00 (懇親会 17:15~ @九大ビッグオレンジ)
  • 会場: 九州大学伊都キャンパス椎木講堂(第2講義室)
  •    会場へのアクセス:http://shiiki-hall.kyushu-u.ac.jp/access/
  • 事前参加登録: http://u0u1.net/vglY
  • * シンポジウムは無料ですが、懇親会は有料です。
  • タイムテーブル
  • (13:00~ 会場受付開始)
  • 13:30 ~13:40 開会挨拶 (日下部 宜宏 センター長)
  • 13:40~14:20 「天敵昆虫をはじめとする有用生物資源の探索と利用」
  •  松尾 和典 (九州大学大学院 比較社会文化研究院)
  • 14:20~15:10 「蚊の生活史と病気の伝搬生態:鳥マラリアの媒介蚊研究から」
  •  津田 良夫 (国立感染症研究所)
  • 15:10~15:30 tea break
  • 15:30~16:10 「昆虫翅の起源を探る研究から害虫防除へ」
  •  新美 輝幸 (基礎生物学研究所/総合研究大学院大学)
  • 16:10~16:50 「地味な昆虫の研究から昆虫の魅力を伝える」
  •  丸山 宗利 (九州大学 総合研究博物館)
  • 16:50~17:00 総合討論
  • シンポジウムHP: http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/iscec/wordpress/sympo/
  • お問い合わせ: 藤田 龍介(九州大学大学院 農学研究院 衛生昆虫学分野、
  • e-mail: r-fujitaagr.kyushu-u.ac.jp)
  • 主催:九州大学 昆虫科学・新産業創生研究センター

【応動昆 お知らせメール】 799号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2020/01/07
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■新刊紹介「医ダニ学図鑑」

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/odokon/member/ から

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■新刊紹介「医ダニ学図鑑」

書誌名:医ダニ学図鑑

著者・編者:高田伸弘(編著)、高橋 守・藤田博己・夏秋 優(著)

出版日:2019年9月20日
出版社:北隆館
総ページ数:375
ISBN:978-4-8326-1053-8 C0645
定価:15,000円+税


近年、ダニ類が媒介する新興の感染症として紅斑熱、重症ウイルス症、ツツガムシ病
ほかに注目が集まっている。感染症以外にも人間に刺症やアレルギーなど種々の危害
を与える種もあり、これら全般を扱う分野は医ダニ学medical acarologyと呼ばれる。
本書は、これら病原性ダニ類に関する初の本格的な図鑑であり、これまで蓄積された
研究成果と最新情報を後世代に伝えるため、病原媒介ダニ学、ツツガムシ学、マダニ
学、皮膚科ダニ学の専門研究者が集って企画、執筆、編集した。内容的には、土台と
なる分類学を重視して、邦産の知られる医ダニ類全種の種名と形態を、古典的な検索
表に分子分類の意義も絡めて独自の工夫で整理した。その上で、医ダニ類の生理生態
の知見を紹介しつつ、「どのような種類が医学のどのような問題に、いかに、どれだ
け絡んでいるか?」という疫学的な解説に力を注いだ。これらの理解を深めるために、
多くのカラー画像や地図を用いて"分類と疫学の見える化"を図った。したがって、ダ
ニ類はたまた虫類関係の研究者はもとより、診療の背景として基礎的知見まで知って
おきたい臨床医や地域ごとの検査や調査に当たる保健衛生ないし防除関係の方々の座
右の書の一つになると思われ、進んで平易な記述からすれば、他分野の関係者や一般
の方にも扱い得るだろう。章を順に挙げると、総論(研究史や立ち位置)、A.ツツガ
ムシ類と感染症、B.マダニ類と感染症、C.刺症とアレルギー、D.地理病理(温暖化や
周辺国事情を含む)、E.画像補遺「医ダニ類の棲み方」、医ダニ類の和名と学名索引、
用語索引となる。

高田 伸弘(MFSS/福井大学医学部)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 理事会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ manager(at)odokon.org まで お願いいたします。
■ (@は(at)に変えてあります)
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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新刊紹介「医ダニ学図鑑」

近年、ダニ類が媒介する新興の感染症として紅斑熱、重症ウイルス症、ツツガムシ病ほかに注目が集まっている。感染症以外にも人間に刺症やアレルギーなど種々の危害を与える種もあり、これら全般を扱う分野は医ダニ学 medical acarologyと呼ばれる。本書は、これら病原性ダニ類に関する初の本格的な図鑑であり、これまで蓄積された研究成果と最新情報を後世代に伝えるため、病原媒介ダニ学、ツツガムシ学、マダニ学、皮膚科ダニ学の専門研究者が集って企画、執筆、編集した。内容的には、土台となる分類学を重視して、邦産の知られる医ダニ類全種の種名と形態を、古典的な検索表に分子分類の意義も絡めて独自の工夫で整理した。その上で、医ダニ類の生理生態の知見を紹介しつつ、「どのような種類が医学のどのような問題に、いかに、どれだけ絡んでいるか?」という疫学的な解説に力を注いだ。これらの理解を深めるために、多くのカラー画像や地図を用いて"分類と疫学の見える化"を図った。したがって、ダニ類はたまた虫類関係の研究者はもとより、診療の背景として基礎的知見まで知っておきたい臨床医や地域ごとの検査や調査に当たる保健衛生ないし防除関係の方々の座右の書の一つになると思われ、進んで平易な記述からすれば、他分野の関係者や一般の方にも扱い得るだろう。章を順に挙げると、総論(研究史や立ち位置)、A.ツツガムシ類と感染症、B.マダニ類と感染症、C.刺症とアレルギー、D.地理病理(温暖化や周辺国事情を含む)、E.画像補遺「医ダニ類の棲み方」、医ダニ類の和名と学名索引、用語索引となる。

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