2013年5月アーカイブ

【応動昆 お知らせメール】 403号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2013/05/23
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ 1 名古屋大学大学院生命農学研究科教授公募のお知らせ

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から

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■ 1 名古屋大学大学院生命農学研究科教授公募のお知らせ

名古屋大学大学院生命農学研究科生物機構・機能科学専攻生物機能分化学
講座(資源昆虫学研究分野)では、教授を1名公募いたします。
応募締切日は平成25年8月26日(月)です。
詳しくは名古屋大学大学院生命農学研究科ホームページの教職員公募情報を
ご覧ください。
http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/news/recruiting009.html

(名古屋大学大学院生命農学研究科 田中利治)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto: manager-AEZ@ffpri.affrc.go.jp まで お願いいたします。

■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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【応動昆 お知らせメール】 402号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2013/05/18
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ 1 事務局からのお知らせ

■ 2 新しい会員情報サービスシステムと連動した「電子投票システム」の導入

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から

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■ 1 事務局からのお知らせ

会員の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、当学会の活動に一方ならぬご尽力とご支援を賜り、深く感謝しております。
さて、今月5月25日に「日本応用動物昆虫学会誌 第57巻2号、Applied
Entomology and Zoology Vol.48 No.2」が発行されます。
発行前に、2013年会費未納者請求を行いたいと思います。
請求書が届いた方は、未納分の会費をお振込みいただきますようお願い申し上げ
ます。
また、会員情報サービスで各自の納入状況の確認ができますのでご利用下さい。
なお、当メールは一斉送信のため、既にお支払いされている方にも送信いたして
おります。

(学会事務局)

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■ 2 新しい会員情報サービスシステムと連動した「電子投票システム」の導入

新しい会員情報サービスシステムが2013年3月7日から利用できるようになりました。
https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/
2014年夏に実施予定の「2015-16年度学会役員選挙」では、この新しい会員情報
サービスシステムと連動した「電子投票システム」を導入し ます。
これにより、選挙に関わる印刷費、郵送費等を大幅に削減できます。
パソコン、インターネットを利用しない会員には、希望に応じて従来の郵便投票
も実施しますが、会員の皆様には、原則「電子投票」を利用して役員選 挙に参
加していたいただくことになりますので、ご理解とご協力をお願いします。

役員選挙細則,学会賞および奨励賞の選考に関する細則の一部改正について
先日開催された第94回評議員会と第57回総会において、役員選挙細則、学会賞
および奨励賞の選考に関する細則の一部改正が承認されました。

改正のポイントは以下の2つです。
1.従来の郵便投票に加えて,電子投票システムを導入する。
2.近年の奨励賞推薦数の増加に対応するため、候補者選考において予備投票を
導入する。

新しい会則等は和文誌57巻2号巻末をご覧下さい。
学会ウェブサイトにも掲載しています。
http://odokon.org/society_regulations/

(応動昆事務長 高梨琢磨)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto: manager-AEZ@ffpri.affrc.go.jp まで お願いいたします。

■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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新しい会員情報サービスシステムが2013年3月7日から利用できるようになりました。
2014年夏に実施予定の「2015-16年度学会役員選挙」では、この新しい会員情報サービスシステムと連動した「電子投票システム」を導入し ます。これにより、選挙に関わる印刷費、郵送費等を大幅に削減できます。パソコン、インターネットを利用しない会員には、希望に応じて従来の郵便投票も実施しますが、会員の皆様には、原則「電子投票」を利用して役員選 挙に参加していたいただくことになりますので、ご理解とご協力をお願いします。

役員選挙細則,学会賞および奨励賞の選考に関する細則の一部改正について先日開催された第94回評議員会と第57回総会において、役員選挙細則、学会賞および奨励賞の選考に関する細則の一部改正が承認されました。

改正のポイントは以下の2つです。
1.従来の郵便投票に加えて,電子投票システムを導入する。
2.近年の奨励賞推薦数の増加に対応するため、候補者選考において予備投票を導入する。

新しい会則等は和文誌57巻2号巻末をご覧下さい。(学会ウェブサイトにも掲載しています。)

(応動昆事務長 高梨琢磨)

2013年会費未納者請求のお知らせ

会員の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は、当学会の活動に一方ならぬご尽力とご支援を賜り、深く感謝しております。さて、今月5月25日に「日本応用動物昆虫学会誌 第57巻2号、Applied Entomology and Zoology Vol.48 No.2」が発行されます。
発行前に、2013年会費未納者請求を行いたいと思います。請求書が届いた方は、未納分の会費をお振込みいただきますようお願い申し上げます。
また、会員情報サービスで各自の納入状況の確認ができますのでご利用下さい。

既に2013年度会費をお支払いされている方は,どうぞ御放念ください。

(学会事務局)

第302回&303回 昆虫学土曜セミナーのご案内

第302回 昆虫学土曜セミナーのお知らせ
話題: 植物-植食性昆虫の進化群集生態学:緩やかな繋がりから生まれる多様性
講演者: 内海俊介 (北海道大学北方生物圏フィールド科学センター・雨龍研究林)
日時: 2013年 5月25日(土) 14:00~17:00
場所: 岡山大学農学部第1講義室(1号館南側1階)

第303回 昆虫学土曜セミナーのお知らせ
話題: 環境保全型水田における多様なクモ類と斑点米カメムシとの関係
講演者: 高田まゆら (帯広畜産大学)
日時: 2013年 6月8日(土) 14:00~17:00
場所: 岡山大学農学部第1講義室(1号館南側1階)

問い合わせ 宮竹貴久 miyatake@cc.okayama-u.ac.jp

以下は講演要旨です。

第302回 
講演者: 内海俊介(北海道大学)
話題: 植物-植食性昆虫の進化群集生態学:緩やかな繋がりから生まれる多様性
要旨:
生物群集の成り立ちを理解するためには、生態と進化の密接な関わり合いを解き明かすことが必要である。そのような統合的な理解を目指す研究領域を指して、「進化群集生態学」というタームもしばしば用いられるようになってきた。この研究領域においては特に、コインの裏表といえるような二つの問いがその根幹をなしている。すなわち、(1)生物の形質変異が、群集の特性を予測するためにどのような重要性を持つか?(2)群集の特性や多種間の相互作用ネットワークが、群集を構成する生物の形質に対する選択圧としてどのように機能するか?という問いである。私は、これまで野外における植物(主にヤナギ)と昆虫の相互作用を対象として、この二つの問いに取り組んできた。植物と昆虫の間の関係については、強固な相互作用に注目した一対一
の共進化関係が関心を集める場合が多いが、実際には一つの植物個体が数十から百の多様な昆虫種によって利用されることは珍しくなく、その防衛戦略の進化に昆虫群集の効果を検出した研究も徐々に蓄積されつつある。本セミナーでは、この見方をさらに掘り下げ、(1)植物の防衛形質における遺伝的変異や表現型可塑性が昆虫群集の特性(種数やネットワーク構造)をどのように決定するか、あるいは空間構造がそのプロセスにいかに影響を及ぼすか、(2)昆虫の遺伝的変異も考慮に入れた遺伝子型×遺伝子型相互作用が群集に与えるインパクト、(3)拡散選択の理論および植物を基盤とした昆虫種間の相互作用ネットワークにおける昆虫(ハムシ)に対する拡散選択の実証研究、について論じる。さらに、群集と進化のフィードバックに関する今後の研究計画や大学研究林の魅力についても紹介したい。

第303回 
講演者: 高田まゆら (帯広畜産大学)
話題: 環境保全型水田における多様なクモ類と斑点米カメムシとの関係
要旨:
宮城県大崎市田尻では、ラムサール条約登録湿地である蕪栗沼及びその周辺水田を中心に多くの農家が冬期湛水、無農薬、無化学肥料などの環境保全型稲作に取り組んでいる。こうした水田は、慣行農法水田に比べさまざまな生物の多様性が増加するが、同時にイネ害虫や雑草による被害が深刻化するという負の側面も持ち合わせている。農薬に頼らないイネ害虫被害防除法の1つとして、害虫の土着天敵を利用することがあげられる。環境保全型水田で増加する生物の中には、土着天敵となりうるクモ類が含まれることから、こうした天敵の増加がイネ害虫の被害を抑制する効果をもたらすことが期待される。本研究では環境保全型水田におけるクモ類のイネ害虫被害抑制効果を検証するため、まず環境保全型水田44枚を対象とした野外パターン調査により斑点米カメムシの密度やその被害の程度とクモ類密度との関係性を調べた。
本調査地の環境保全型水田には多様なクモが生息しており、特にイネの上部にはアシナガグモ属(造網性)が、イネの株元にはコモリグモ科(徘徊性)がそれぞれ優占している。アシナガグモが張る水平円網の被度は著しく高いため、斑点米カメムシが網にかかる光景が頻繁に観察されたが、網が脆弱なことからアカスジはそのまま落下してしまうことが多かった。斑点米カメムシは水田内に侵入後、通常イネの穂付近に生息しているが、アシナガグモの網が斑点米カメムシを落下させることにより、株元付近に生息するコモリグモ類が斑点米カメムシを捕食する可能性が考えられた。そこで、アシナガグモの網がコモリグモによる斑点米カメムシの捕食を促進するという仮説を立て、斑点米カメムシのDNAマーカーを用いたコモリグモの食性分析によりその捕食率を調べた。

【応動昆 お知らせメール】 401号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2013/05/15
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ 1 第302回&303回 昆虫学土曜セミナーのご案内

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から

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■ 1 第302回&303回 昆虫学土曜セミナーのご案内

第302回 昆虫学土曜セミナーのお知らせ
話題: 植物-植食性昆虫の進化群集生態学:緩やかな繋がりから生まれる多様性
講演者: 内海俊介 (北海道大学北方生物圏フィールド科学センター・雨龍研究林)
日時: 2013年 5月25日(土) 14:00~17:00
場所: 岡山大学農学部第1講義室(1号館南側1階)

第303回 昆虫学土曜セミナーのお知らせ
話題: 環境保全型水田における多様なクモ類と斑点米カメムシとの関係
講演者: 高田まゆら (帯広畜産大学)
日時: 2013年 6月8日(土) 14:00~17:00
場所: 岡山大学農学部第1講義室(1号館南側1階)

問い合わせ 宮竹貴久 miyatake@cc.okayama-u.ac.jp

以下は講演要旨です。

第302回 
講演者: 内海俊介(北海道大学)
話題: 植物-植食性昆虫の進化群集生態学:緩やかな繋がりから生まれる多様性
要旨:
生物群集の成り立ちを理解するためには、生態と進化の密接な関わり合いを
解き明かすことが必要である。そのような統合的な理解を目指す研究領域を
指して、「進化群集生態学」というタームもしばしば用いられるようになって
きた。この研究領域においては特に、コインの裏表といえるような二つの問い
がその根幹をなしている。すなわち、(1)生物の形質変異が、群集の特性を
予測するためにどのような重要性を持つか?(2)群集の特性や多種間の相互
作用ネットワークが、群集を構成する生物の形質に対する選択圧としてどの
ように機能するか?という問いである。私は、これまで野外における植物
(主にヤナギ)と昆虫の相互作用を対象として、この二つの問いに取り組んで
きた。植物と昆虫の間の関係については、強固な相互作用に注目した一対一
の共進化関係が関心を集める場合が多いが、実際には一つの植物個体が数十
から百の多様な昆虫種によって利用されることは珍しくなく、その防衛戦略の
進化に昆虫群集の効果を検出した研究も徐々に蓄積されつつある。本セミナー
では、この見方をさらに掘り下げ、(1)植物の防衛形質における遺伝的変異や
表現型可塑性が昆虫群集の特性(種数やネットワーク構造)をどのように決定
するか、あるいは空間構造がそのプロセスにいかに影響を及ぼすか、
(2)昆虫の遺伝的変異も考慮に入れた遺伝子型×遺伝子型相互作用が群集に
与えるインパクト、(3)拡散選択の理論および植物を基盤とした昆虫種間の
相互作用ネットワークにおける昆虫(ハムシ)に対する拡散選択の実証研究、
について論じる。さらに、群集と進化のフィードバックに関する今後の研究
計画や大学研究林の魅力についても紹介したい。

第303回 
講演者: 高田まゆら (帯広畜産大学)
話題: 環境保全型水田における多様なクモ類と斑点米カメムシとの関係
要旨:
宮城県大崎市田尻では、ラムサール条約登録湿地である蕪栗沼及びその周辺
水田を中心に多くの農家が冬期湛水、無農薬、無化学肥料などの環境保全型
稲作に取り組んでいる。こうした水田は、慣行農法水田に比べさまざまな
生物の多様性が増加するが、同時にイネ害虫や雑草による被害が深刻化する
という負の側面も持ち合わせている。農薬に頼らないイネ害虫被害防除法の
1つとして、害虫の土着天敵を利用することがあげられる。環境保全型水田
で増加する生物の中には、土着天敵となりうるクモ類が含まれることから、
こうした天敵の増加がイネ害虫の被害を抑制する効果をもたらすことが期待
される。本研究では環境保全型水田におけるクモ類のイネ害虫被害抑制効果
を検証するため、まず環境保全型水田44枚を対象とした野外パターン調査
により斑点米カメムシの密度やその被害の程度とクモ類密度との関係性を
調べた。
本調査地の環境保全型水田には多様なクモが生息しており、特にイネの
上部にはアシナガグモ属(造網性)が、イネの株元にはコモリグモ科(徘徊性)
がそれぞれ優占している。アシナガグモが張る水平円網の被度は著しく高い
ため、斑点米カメムシが網にかかる光景が頻繁に観察されたが、網が脆弱な
ことからアカスジはそのまま落下してしまうことが多かった。斑点米カメムシ
は水田内に侵入後、通常イネの穂付近に生息しているが、アシナガグモの網
が斑点米カメムシを落下させることにより、株元付近に生息するコモリグモ類
が斑点米カメムシを捕食する可能性が考えられた。そこで、アシナガグモの
網がコモリグモによる斑点米カメムシの捕食を促進するという仮説を立て、
斑点米カメムシのDNAマーカーを用いたコモリグモの食性分析によりその
捕食率を調べた。

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto: manager-AEZ@ffpri.affrc.go.jp まで お願いいたします。

■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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【応動昆 お知らせメール】 400号

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2013/05/07
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ 1 新刊紹介

■ 2 第18回農林害虫防除研究会奈良大会のお知らせ

■ 3 筑波大学テニュアトラック制度による助教募集のお知らせ

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から

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■ 1 新刊紹介

『昆虫と害虫-害虫防除の歴史と社会』小山重郎著、278頁、築地書館、
2013年5月15日発行 

目次: プロローグ/ アワヨトウ大発生の謎/ 農薬のヘリコプター散布を減らす
ために/ 沖縄のミバエ類の根絶防除/ 世界のミバエ類防除/ 森は病んでいる/
再び田んぼへ/ 昆虫を害虫にしない社会を

著者の小山重郎博士は1961年に秋田県農業試験場に勤務して以来、50年余り
害虫防除に携わり、いろいろな害虫とつきあってきたが、「害虫は社会が生み
だすものである」という考えに到達した。本書は、著者がいかにしてこの考え
に至ったかを述べたものである。総合的有害生物管理(IPM)が叫ばれてから
久しいが、害虫防除はいまだに農薬散布が主流である現在、「昆虫を害虫に
しない社会」を目指す著者の考え方は、将来の害虫問題解決に一石を投ずる
ものであろう。

下記に注文すれば、著者割引で出版社より送本される。
注文先: 小山重郎
〒981-3125 仙台市泉区みずほ台11-1-803
Tel & Fax: o22-773-5223 (一文字目はo(オー)にしてあります)
E-mail: jkoyama@ca.wakwak.com (@は全角にしてあります)
定価:本体2,600円+税、割引価格:2,184円(税込み)+送料実費
料金後払い(送付時に郵便振替用紙を同封)

(中央農業総合研究センター 守屋成一)

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■ 2 第18回農林害虫防除研究会奈良大会のお知らせ

以下のとおり奈良大会を開催します。害虫防除関連の一般講演を30題程度
募集します。奮って御参加下さい。
日時: 平成25年7月11日(木)13:00-
         12日(金)15:00
会場: 奈良ロイヤルホテル 奈良市法華寺町254-1
TEL. 0742-34-1131
大会参加費: 会員2000円、非会員3000円
情報交換会: 7000円

詳しくは農林害虫防除研究会ホームページ
http://agroipm.ac.affrc.go.jp/narc.html )を御覧いただくか、
奈良県農業総合センター 国本・竹中までお問い合わせ下さい。

(奈良県農業総合センター 国本佳範)

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■ 3 筑波大学テニュアトラック制度による助教募集のお知らせ

筑波大学生命環境科学研究科生物圏資源科学専攻では、筑波大学テニュア
トラック制度に基づき、任期5年のテニュアトラックポストの助教を2名
公募いたします。今回募集する教員は、生物圏資源科学専攻内に設置される
フードセキュリティー科学分野の助教で、教育・研究及び関連業務を担当
してくださる方です。

応募締切日は、平成25年7月26日(金)
着任時期は、採用決定後出来るだけ早い時期です。

詳しくは、筑波大学テニュアトラック普及/定着事業の下記ウェブサイト
をご覧ください。
http://ttweb.sec.tsukuba.ac.jp/koubo.html

(筑波大学生命環境系 戒能洋一)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto: manager-AEZ@ffpri.affrc.go.jp まで お願いいたします。

■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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第18回農林害虫防除研究会奈良大会のお知らせ

以下のとおり奈良大会を開催します。害虫防除関連の一般講演を30題程度募集します。奮って御参加下さい。
日時: 平成25年7月11日(木)13:00-
         12日(金)15:00
会場: 奈良ロイヤルホテル 奈良市法華寺町254-1
TEL. 0742-34-1131
大会参加費: 会員2000円、非会員3000円
情報交換会: 7000円

詳しくは農林害虫防除研究会ホームページを御覧いただくか、奈良県農業総合センター 国本・竹中までお問い合わせ下さい。

(奈良県農業総合センター 国本佳範)

目次:プロローグ/アワヨトウ大発生の謎/農薬のヘリコプター散布を減らすために/沖縄のミバエ類の根絶防除/世界のミバエ類防除/森は病んでいる/再び田んぼへ/昆虫を害虫にしない社会を

 著者の小山重郎博士は1961年に秋田県農業試験場に勤務して以来、50年余り害虫防除に携わり、いろいろな害虫とつきあってきたが、「害虫は社会が生みだすものである」という考えに到達した。本書は、著者がいかにしてこの考えに至ったかを述べたものである。総合的有害生物管理(IPM)が叫ばれてから久しいが、害虫防除はいまだに農薬散布が主流である現在、「昆虫を害虫にしない社会」を目指す著者の考え方は、将来の害虫問題解決に一石を投ずるものであろう。
下記に注文すれば、著者割引で出版社より送本される。

注文先:小山重郎 〒981-3125仙台市泉区みずほ台11-1-803
Tel & Fax: o22-773-5223 (一文字目はo(オー)にしてあります)
E-mail: jkoyama@ca.wakwak.com (@は全角にしてあります)

定価:本体2,600円+税、割引価格:2,184円(税込み)+送料実費
料金後払い(送付時に郵便振替用紙を同封)

(中央農業総合研究センター 守屋成一)

会員システムサーバ一時停止のお知らせ

会員システムを運用しているダイナコムのサーバが電気設備法定点検のため下記の期間停止します。この期間中は会員専用ページでの登録やデータ参照ができませんので、ご注意下さい。

<会員システムサーバ停止日時>
 2013年5月18日(土) 13:00 ~ 19日(日) 10:00
(上記期間中は会員専用ページにアクセスしないで下さい)

本多健一郎(電子広報委員長)

1995年に大阪市立自然史博物館友の会会員により大阪府南部で発見されたセアカゴケグモは、その後分布を徐々に拡げ、2013年1月現在で全国の24府県で記録されています。また、クロゴケグモ、ハイイロゴケグモなど他のゴケグモ類も発見されていて、合計5種の生息が確認されています。これらゴケグモ類の分布拡大と毒性については、あまり注目されておらず、安易な楽観論や間違った情報も流れています。このセミナー・シンポジウムでは、日本列島におけるゴケグモ類の分布や毒性などの現状を総括して、問題点を洗い出し、今後の対策に生かす方法を皆で考えます。日本応用動物昆虫学会後援のシンポジウムですので、会員の皆さまはふるってご参加ください。

日時:2013年5月18日(土)午後1~5時
場所:大阪市立自然史博物館 講堂
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
(大阪市東住吉区長居公園1-23 TEL 06-6697-6221)
対象:どなたでも参加できます。
定員:150名(先着順)
問合せ:自然史博物館昆虫研究室の金沢まで
申込み:申込みは不要です。直接会場へお越しください。
参加費:無料(ただし、展示を見る場合には博物館入館料が必要。主催・後援・認定団体会員でシンポジウムだけに参加される方は、南側通用口から団体名を言って入館してください)
主催:大阪市立自然史博物館、関西クモ研究会、大阪市立自然史博物館友の会
後援:日本昆虫学会、日本環境動物昆虫学会、日本応用動物昆虫学会
認定:大阪府医師会生涯研修(番号:349、単位:4)

【内容】(予定)
13:00~ 「ゴケグモ類とはどのようなクモか」
       西川喜朗(追手門学院大学 名誉教授)
13:25~ 「セアカゴケグモの発見と咬傷分析」
       金沢 至(大阪市立自然史博物館)
13:50~ 「セアカゴケグモの毒性」
       杉本 央(大阪大学 医学部 教授)
14:15~ 「自然毒としてのゴケグモ類などの毒」
       乾 公正(日本毒性学会 認定トキシコロジスト)
14:50~ 「行政の内側から見たセアカゴケグモ騒動」
       冨永 修(四条畷保健所)
15:15~ 「ゴケグモ類の分布拡大と波紋」
       清水裕行(大阪市立自然史博物館 外来研究員)
15:40~ 「ゴケグモ類に対する厚生労働省の対策」
       小林睦生(国立感染症研究所 前昆虫医科学部長)
16:15~  総合討論


金沢 至(大阪市立自然史博物館)

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