応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

線虫学実験法

(2004年6月 1日公開)

  • 日本線虫学会 編
  • 出版: 日本線虫学会
  • ISBN: 9901897-1-X C3045
  • 2004年、B5版、247頁、定価3,000円(税込)、送料340円

本書は農作物を加害する土壌有害線虫、松枯れの材線虫、昆虫寄生性線虫、C.エレガンス、海産線虫など全ての線虫を対象とし、線虫学の基礎から応用まで幅広い実験技術を網羅しています。第1章~5章(合わせて77頁)は種の同定に役立つ技術(線虫の一般形態、標本作製技術、光学顕微鏡レベルの形態観察法、走査電子顕微鏡による観察法、分子生物学的な線虫同定技術)を解説しています。第6章(全56頁)と第12章(全18頁)には農作物の植物防疫に関わる研究者・技術者に特に有用な実地技術を具体的に解説しています:すなわち、土壌試料の採り方、土壌、根、植物体からの線虫分離法、植物組織内線虫の調査法、作物被害の査定法、様々な線虫培養・飼養法、線虫寄生菌や線虫捕食菌等の線虫関連微生物実験法、線虫防除実験法(殺線虫剤、対抗植物、生物農薬の試験法等)などです。執筆には線虫学会員の専門研究者が手弁当で当たりました。秘蔵のテクニックを惜しまず公開していますし、実体験に基づいていますから、技術の解説は詳しく丁寧です。線虫を調べたいがどうしたら良いのか分からない。そんな悩みを持つ技術者に待望の実験書と言えます。

目次の詳細は線虫学会のウェブサイトから閲覧でき、このウェブサイトから購入申込みもできます。店頭販売は行っていません。

問い合わせは線虫学会: 電話029-838-8839、FAX 029-838-8837まで。

(中央農業総合研究センター 水久保隆之)