【応動昆 お知らせメール】 030号
(2005年2月19日公開)
日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ
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「お知らせメール」 2005/02/19
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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■1 会員からの情報提供 NIAS/COE国際シンポジウム
■2 会員からの情報提供 COE昆虫科学国際シンポジウムその他
■3 人材募集情報 東京大学大学院農学生命科学研究科ポスドク公募
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■ 1 NIAS/COE国際シンポジウム「遺伝資源を利用した昆虫機能解析」
NIAS/COE プロジェクト「昆虫機能利用」では、本年度第2回の国際シンポ
ジウムを下 記の要領で開催いたします。
「遺伝資源を利用した昆虫機能解析 Genetic resources and functional
genomics in insects」
日時: 2005年3月8日(火)-9日(水)
場所: つくば国際会議場 (茨城県つくば市)
本シンポジウムでは、「遺伝子資源とゲノム解析」のセッションで、カイコ
をはじめウンカ、ゴミムシダマシ等の昆虫における遺伝資源の収集・保存と
利 用、マイクロアレイ等の機能解析ツールの開発について、「昆虫機能解
析」のセッションでは昆虫における性決定、形態形成、ホルモン調節などの
メカニズム について、遺伝子・染色体レベルでの研究成果や、遺伝子機能
解析手法について、講演が予定されています。
講演会への参加は、無料です。また、初日夕刻には懇親会(参加費5,000
円)を開き ますので、多数の皆様のご参加をお待ちしております。
プログラムなどシンポジウムの詳細や、会場へのアクセス、参加登録等に
つきましては、下記のホームページをご覧下さい。
http://www.nias.affrc.go.jp/insectcoe/
#当日参加も受付けますが、特に懇親会に参加される方は事前にホームペー
ジから参加登録(2月21日締切)をお願い致します。
(篠田徹郎)
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■2 第1回COE昆虫科学国際シンポジウムならびに
第4、5、6回COE昆虫 科学セミナー
「京都大学21世紀プログラム 昆虫科学が拓く未来型食料環境学の創生」
では、第1回COE昆虫科学国際シンポジウムならびに第4、5、6回COE昆
虫科学セミナーを下記の要領で開催します。
第1回COE昆虫科学国際シンポジウム 「Development and Metamorphosis」
昆虫を特徴づける変態現象は,陸上生物から水中生物まで,無脊椎動物か
ら脊椎動物まで広く見られる.本シンポジウムでは,動物の変態に焦点を当
て,通常の学会では出会うことのない昆虫から魚類まで異分野の研究者や
大 学院生が集まり,全く異なった視点から議論を進めることにより,発想
の転 換,新しいアイデア,新たな統合の流れが生まれることが期待され
る.
日 時:2005年 3月 2日(水)9:00- 3日(木)17:00
場 所:京大会館 〒606-8305 京都市左京区吉田河原町15-9
第4回COE昆虫科学セミナー
演 題:Environmental Pollutants, Inflammation and Human Diseases.
Is there a connection?
講演者:Prof. Fumio Matsumura (UC Davis, USA )
日 時:2005年 3月10日(木)15:30-16:30
場 所:応用生命科学新棟 1階セミナー室(京都大学北部構内)
第5回COE昆虫科学セミナー
演 題:Cytochrome P450 from Multiple Insect Genomes: From Phylogeny
to Function
講演者:Dr. Rene Feyereisen (Centre de Recherches de Sophia
Antipolis)
日 時:2005年 3月11日(金)13:30-14:30
場 所:応用生命科学新棟 1階セミナー室(京都大学北部構内)
第6回COE昆虫科学セミナー
演 題:Functional morphology of wing locking mechanisms in
Heteroptera
講演者:Dr. Pablo Perez-Goodwyn (Laboratory of Insect Ecology, Kyoto
University)
演 題:"Seasonal and daily biological clocks in insects", "How
insects modify adverse habitats"
講演者:Dr. H.V. Danks (Biological Survey of Canada, Canadian Museum
of Nature, Ottawa, Ontario, Canada, and Group of Insect Physiology
and Molecular Biology, Research Institute for Bioresources, Okayama
University, Kurashiki, Japan)
日 時:2005年 3月12日(土)13:30-16:30
場 所:京大会館101号室
シンポジウム・セミナーに関する問い合わせ先:
京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻化学生態学分野
昆虫COE事務局 TEL 075-753-6307
セミナーならびにCOEプログラムの詳しい内容につきましては、下記アドレ
スをご覧下さい。
http://www.21coe-insect.kais.kyoto-u.ac.jp/
(刑部正博)
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■3 東京大学大学院農学生命科学研究科ポスドク公募
東京大学大学院農学生命科学研究科生物多様性科学研究室では下記の通り
ポスドクを公募しますので,該当される方は奮ってご応募下さい.
1.研究課題
房総半島における大型哺乳類の動態予測と生態系管理
2.概要
本研究で扱うシステムは,千葉県房総半島のシカ孤立個体群とそれを取り
まく各種生態系です.この地域ではここ20年ほどの間にシカの個体数,分
布とも急増し,森林植生の改変,生物群集構造の単純化,周辺農地への作物
被害の増加,寄生虫(ヒル,ダニ)の増加,など様々な問題が生じてきてい
ます.本研究ではモデリングおよび実測データを併用することで,大型哺乳
類の動態によって直接的,間接的に影響をうける森林植生の動態や,生態系
内の主要な生物群集の動態,農地における作物被害を計測・予測し,包括的
な大型哺乳類管理手法の構築を目指します.
本公募で採用するポスドクは,主に分子マーカーを利用してシカ集団の分
布拡大経路や分集団内の遺伝的多型の推定に従事していただくことになりま
す.所属は東京大学になりますが,実験・解析は本サブテーマリーダーが所
属する国立環境研究所(茨城県つくば市)で行うことになります.
これらの趣旨に従い,以下の1名のポスドクを募集します.
・動物(特に脊椎動物)の進化学,生態学(特に分子生態学)を専門とし,
分子生物学的手法を用いて生物個体群の解析に携わって来られた方.特にミ
トコンドリアDNAやSSR解析経験者を歓迎します.
3.採用時期、任期
平成17年4月以降 平成18年3月まで(年度ごとに更新可、最長平成19年3
月まで)
4.応募資格
・博士の学位を有する者.
・分子生物学的解析技術(特にシークエンシングおよびAFLPやマイクロサテ
ライト解析等による遺伝子型決定法)を習熟しており,それらのデータを適
切な統計手法を用いて解析できる方.脊椎動物をこれまで研究対象としてい
るかどうかは特に問われず,異分野開拓に挑戦していく強い意思を持つ積極
的な方が望ましい.集団遺伝学や解析モデルの構築に興味もしくは経験があ
れば尚望ましい.
5.選考方法
書類審査及び面接による
6.応募書類(郵送もしくは電子メールに添付)
1) 履歴書(写真貼付)
2) 業績リスト
(査読付き原著論文・著書・総説・学会発表を分けて記載)と主要論
文の別刷り
3) 今までの研究の概要と自己アピール(1000字程度)
4) 人物、研究能力について問い合わせ可能な方2名の氏名・所属および
連絡先
7.応募締切
平成17年3月10日(木)(必着)
8.待遇
給与は、研究能力と経験に応じて決定
産学官連携研究員として待遇
9.問合せ先及び書類提出先
〒113-8657
東京都文京区弥生1-1-1
東京大学大学院農学生命科学研究科生物多様性科学研究室
宮下 直
Tel:03-5841-7544
Email:tmiya@es.a.u-tokyo.ac.jp
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■ 本メールは,日本応用動物昆虫学会会員の方へ, ■
■ 常任評議員会の承諾を得て,ホームページ委員会が配信しています。 ■
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■ 本メールに関するお問い合わせは, ■
■ mailto:aez_sg@naro.affrc.go.jp まで お願いいたします。 ■
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■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.ac.affrc.go.jp/ja/ ■
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