応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

【応動昆お知らせメール】 238 号

(2009年12月25日公開)

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「お知らせメール」 2009/11/24
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1 応用昆虫学分科会セミナー「昆虫科学教育が拓く未来」
■ (第21期日本学術会議 第4回応用昆虫学分科会における勉強会)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/odokon/member/ から

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 応用昆虫学分科会セミナー「昆虫科学教育が拓く未来」
(第21期日本学術会議 第4回応用昆虫学分科会における勉強会

趣 旨
日本学術会議農学委員会応用昆虫学分科会の活動目標の一つとして、昆虫
科学の社会での認知度向上が上げられるが、その前段階として、大学にお
ける昆虫学教育あるいは大学が一般社会に対して提供している昆虫学教育
の実態と問題点について議論し、分科会委員が共通の認識を持つことが必
要である。昆虫学としてどのようなことをどのように学ばせているのかを
さまざまな大学の現場から報告して頂き、共通の課題をそこから見出して
いくことは、今後の昆虫学教育の将来を展望していく上で、避けて通れな
い作業である。とりわけ、さまざまに自然科学が多様化し、細分化してい
く中で、「昆虫学」あるいは「昆虫科学」の教育がいかに価値があり、ま
た実効性があるのかを問い直していくことの重要性は大きいに違いない。
それは昆虫学のアイデンティティーに関わる本質的な問題である。また、
一方において理科離れやポスドク問題などの、子どもたちが科学者を志向
する上でのモチベーションを低下させるような社会現象も存在し、昆虫学
や昆虫学教育もそのような事柄と無縁ではありえない。
このような背景を踏まえ、昆虫学、応用昆虫学、蚕糸学、衛生昆虫学、エ
ントモミメティクスなどの立場から、大学における昆虫学教育の現状とそ
の問題点について議論を深めるという趣旨の下に、セミナー「昆虫科学教
育が拓く未来」を開催させていただく次第である。

日 時 2009年12月19日(土) 午後1時半から5時半
場 所 東大農学部3号館4階大会議室
(東京都文京区弥生1-1-1)
内 容
1. 話題提供者による講演 (敬称略)
1-1. 鎮西康雄(鈴鹿医療科学大学医用工学部 医用情報工学科)
医学教育の中の衛生昆虫学教育 -その変遷・現状・これから-
1-2. 村井 保(宇都宮大学農学部生物生産科学科)
宇都宮大学における応用昆虫学教育と研究の現状
1-3. 普後 一(東京農工大学農学部生物生産学科)
昆虫行動をモデルとした中等・高等理科実験プログラムの開発
1-4. 藤崎憲治(京都大学大学院農学研究科)
京大昆虫COEにおける昆虫科学教育の実践
2. 参加者による意見交換
* セミナー終了後、第4回応用昆虫学分科会の議題検討を行います。セ
ミナーに引き続き、ぜひご参加下さい(議題:昆虫科学連合準備委員
会の活動状況の報告;昆虫科学連合設立記念行事について;応用昆虫
学分科会活動について)。
* セミナーの参加費は無料です。事前登録の必要はありません。

(日本学術会議 応用昆虫学分科会 幹事 沼田英治・後藤千枝)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto:manager-AEZ@nias.affrc.go.jp まで お願いいたします。

■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■