応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

国際生物学賞記念シンポジウム(12月7日・8日)のご案内

(2010年11月 1日公開)

去る10月7日に第26回国際生物学賞(授賞対象分野「共生の生物学(Biology of Symbiosis)」)のProf. Nancy A. Moran (Yale Univ.) への授与が発表されました。
http://www.jsps.go.jp/j-biol/index.html

12月6日に日本学士院にて天皇皇后両陛下のご臨席のもとで授賞式がおこなわれ、翌12月7日から8日につくば国際会議場において国際生物学賞記念シンポジウムが開催されます。
Memorial Symposium for the 26th International Prize for Biology ”Biology of Symbiosis”
-Celebrating Dr. Nancy A. Moran-
http://staff.aist.go.jp/t-fukatsu/IPBSympHome.html

受賞者のNancy Moran, その夫でゲノム進化で著名なHoward Ochman, 昆虫ー微生物共生のそれぞれ第一人者であるScott O'Neill, Jack Werren, Serap Aksoy,共生発光イカや熱水噴出口群集など海産動物共生の大立者のMargaret McFall-Ngai, Nicole Dubilier, 真核ー真核細胞内共生で著名なJohn Archibald, 根粒/菌根共生のGuillaume Becard, Paola Bonfante, Eva Kondorosiの11名を海外招待講演者に迎えます。

なお、シンポジウムではポスターセッションをおこないます。対象は共生,寄生,生物間相互作用、共進化などに関わる幅広い領域の研究で,分子から細胞,個体,生態、進化,理論などのあらゆる側面からの取り組みを歓迎いたします。
発表は英語,ポスターサイズはタテ210cm、ヨコ90cm以内、参加登録は無料、応募〆切は11月19日です。
http://staff.aist.go.jp/t-fukatsu/IPBSympPosterSubmittion.html

受賞者のNancy Moranをはじめ「共生の生物学」分野の第一人者たちと直接接することのできる大変に貴重な機会です。多くの方々のご参加をお待ちしています。

(産業技術総合研究所 深津 武馬)