応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

【応動昆お知らせメール】 299 号

(2011年5月31日公開)

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2011/05/28
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ 1 新刊『脱皮と変態の生物学』のご案内

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/odokon/member/ から

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■ 1 新刊『脱皮と変態の生物学』のご案内

甲南大学の園部治之先生と東京大学の長澤寛道先生のご編集による新刊
『脱皮と変態の生物学』が、東海大学出版会より出版されました。応動昆
会員も執筆に参加しております。昆虫および甲殻類の脱皮と変態に関する
日本語のまとまった本の出版はかなり久しぶりであり、今後しばらくの
標準的な日本語文献になると思います。興味のある方は是非お手に取って
いただければ有り難く存じます。


内容の詳細は以下をご覧下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。


【書名】脱皮と変態の生物学-昆虫と甲殻類のホルモン作用の謎を追う
【編者】園部治之・長澤寛道
【体裁】A5 512頁 上製
【定価】5040円(税込) □著者割 4032円 (送料400円)
【発行】東海大学出版会
【発売日】2010年5月20日
【ISBN】978-4-486-01904-6
【ウェブ情報】 http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01904-6【内容】
脱皮と変態の謎はどこまで解明されたか
「なぜ?」「どのようにして」という素朴な疑問を30のQ&Aで解決,
さらに最新の研究成果をわかりやすく紹介

執筆者:朝野維起、石渡啓介、市川敏夫、伊賀正年、大西英爾、岡本直樹、
加藤泰彦、亀井正治、今攸、桜井勝、塩見邦博、篠田徹郎、嶋田透、蘇智慧、
園部治之、田中啓司、田中良明、樋之口由貴子、中川好秋、長澤寛道、
永田晋治、仲辻晃明、新美輝幸、丹羽隆介、芳賀隆弘、馬橋(浅妻)英章、
溝口明、柳沼利信、渡邊肇、R. Douglas Watson

まえがき

序章:脱皮・変態に関するQ&A

第I部 クラシカル・スキームに関連した基礎研究
第1章 神経ホルモン分泌細胞の電気的活動の動態
第2章 エクジステロイド生合成の調節機構
第3章 幼若ホルモンの生合成と作用機構
第4章 エクジステロイド受容体の構造と機能
第5章 脱皮に伴うクチクラの硬化と着色のメカニズム

第II部 クラシカル・スキームに関連した応用研究
第6章 昆虫成長制御剤概論
第7章 エクジステロイドの構造と機能に基づいて開発された害虫防除剤
第8章 幼若ホルモンアナログを用いた昆虫成長制御剤
第9章 昆虫成長制御剤としてのキチン生合成阻害剤

第III部 クラシカル・スキームの枠を超えた最近の研究
第10章 新たに発見された前胸腺活性制御機構─抑制因子と神経支配
第11章 昆虫インスリン様ペプチドの構造と機能
第12章 休眠ホルモンによるカイコガ胚休眠の調節
第13章 エクジステロイドのリン酸化と脱リン酸化による活性調節
第14章 脱皮ホルモンのノンゲノミック作用
第15章 昆虫のゲノム情報と脱皮・変態研究への応用
第16章 ゲノム情報から昆虫の起源と進化を探る─分子系統からみた昆虫類
の系統関係および甲殻類との近縁性

第IV部 甲殻類の脱皮・変態
第17章 ズワイガニの生活史,とくに雌雄で異なる脱皮回数と成長
第18章 甲殻類の脱皮を制御する内分泌機構
第19章 Y器官におけるエクジステロイド生合成の調節機構
第20章 脱皮に伴う石灰化・脱石灰化のメカニズム
第21章 ミジンコのゲノム情報を利用した脱皮メカニズムの解析

あとがき 索引(学名・和名・事項)

お支払方法 振込、MASTER・VISA CARDを但しカードの場合は、カード名義、
カード番号、有効期限をご連絡ください。 ご購入の場合は、メールにて
東海大学出版の稲(inaair@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp)までご連絡ください。
送料は1冊400円、2冊まとめてはサービスになります。

(丹羽隆介 筑波大学)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto: manager-AEZ@naro.affrc.go.jp まで お願いいたします。

■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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