応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

微小害虫診断・同定研修(サビダニ類に関する講習会)のお知らせ

(2015年6月 3日公開)

主催:法政大学植物医科学センター
共催:日本ダニ学会
後援:日本応用動物昆虫学会

法政大学植物医科学センターでは、広く一般の人を対象に病害虫に関する研修を実施しています。アブラムシ類、カイガラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類などの昆虫やハダニ類、コナダニ類、サビダニ類などのダニ類は微小害虫と言われ、植物に寄生して様々な被害を出すだけでなく、中にはウイルス病の媒介者として問題になっています。また、年間世代数が多いことから、薬剤抵抗性が発達しやすく、難防除害虫として生産現場で恐れられています。これらの微小害虫を防除するためには、まずは、種や系統の正確な診断・同定が不可欠です。

そこで、今回は、微小害虫の中で、特に最近、生産現場等で問題になっているサビダニ類を取り上げ、分類・同定と標本作製法について研修をおこないます。

●日時:7月28日(火)13時00~16時30分
●場所:法政大学植物医科学センター(法政大学小金井キャンパス東館5階;JR東小金井駅下車徒歩15分;東京都小金井市梶野町3-7-2)
http://depcps.ws.hosei.ac.jp/wp/access

●受講人数:12名(申し込み先着順)
●講師:上遠野冨士夫(法政大学生命科学部)
●研修内容
(1)講義 サビダニ類の形態、分類、生態について
(2)実習 サビダニ類のプレパラート標本作製法、SEMによる観察

●参加費:一般 6,000円
日本ダニ学会・日本応用動物昆虫学会会員 5,000円
*参加費は当日受付にて徴収します(キャンセルは7月10日までにお願いします。)

申し込み方法:法政大学植物医科学センターのホームページ(研修申込みフォーム)
http://cpscent.ws.hosei.ac.jp/wp/event/3463.html
からお申込みください。なお、定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。また、応募多数の場合は、先着順とさせていただきますのでご了承ください。

(法政大学生命科学部 上遠野 冨士夫)