応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

農研機構シンポ「バンカー法による天敵利用の新展開」のご案内

(2015年8月19日公開)

10月19日(月)・20日(火)に、名古屋市において農研機構シンポジウム「バンカー法による天敵利用の新展開」を開催いたします。参加費無料ですので、皆様是非ご参加ください。

農研機構シンポジウム「バンカー法による天敵利用の新展開」
開催日:10月19日(月)・20日(火)
会場:今池ガスビル 今池ガスホール(愛知県名古屋市千種区今池1-8-8)

主催: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
協賛: 一般社団法人全国農業改良普及支援協会

農研機構ではこれまで代替餌を利用した天敵増殖維持技術であるバンカー法を中心に天敵利用を核とした害虫管理手法の開発を行ってきました。その中で、土着の有望天敵であるタバコカスミカメをバンカー植物で高密度に維持する技術や、バンカー植物の管理を簡便化して容易に天敵寄生蜂を維持する技術を開発するなど、技術開発を行ってきました。研究成果への理解を深めていただくとともに技術の普及を図るために開催します。

プログラム

第1日目 10月19日(月曜日)
開会挨拶
挨拶 (一社)全国農業改良普及支援協会・副会長・関 康洋
趣旨説明 農研機構 中央農業総合研究センター・日本 典秀
講演1「天敵利用における植生管理技術概論」
近畿大学農学部・矢野 栄二
講演2「バンカー法とバンカー植物」
農研機構 近畿中国四国農業研究センター・安部 順一朗
講演3「雑食性天敵タバコカスミカメを用いた施設キュウリの
アザミウマ防除技術」 高知県農業技術センター・下元 満喜
講演4「雑食性天敵タバコカスミカメを用いた施設トマトの
コナジラミ防除技術」 静岡県農林技術研究所・中野 亮平
講演5「ギフアブラバチを利用したピーマンにおける
アブラムシ防除体系」 農研機構 野菜茶業研究所・太田 泉

第2日目 10月20日(火曜日)
講演6「簡便なバンカー植物維持システムの実用化」
農研機構 中央農業総合研究センター・長坂 幸吉
講演7「バンカーシートを用いたカブリダニ増強利用技術」
農研機構 中央農業総合研究センター・下田 武志
講演8「露地圃場における植生管理による天敵増強技術」
宮崎大学農学部・大野 和朗
総合討論
閉会挨拶


申込方法・申込期日等

参加人数把握のため、下記問い合わせ連絡先メールアドレスに以下の項目を記載して、E-mailにてお申込みください。締切は9月18日(金曜日)とさせていただきます。ただし、会場定員(300名)に達した場合は、締切日以前でも申込受付を終了させていただく場合がございますので、予めご了解ください。

お名前:
ご所属:
メールアドレス:

お問い合わせ先
中央農業総合研究センター 病害虫研究領域 日本 典秀(ひのもと のりひで)
E-mail: banker-sympo2015(at)naro.affrc.go.jp(@は(at)に変えてあります)

詳細につきましては、下記ウェブサイトをご覧ください。
https://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2015/07/058806.html

(農研機構中央農研 日本典秀)