応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

【応動昆お知らせメール】 805号

(2020年1月26日公開)

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ

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「お知らせメール」 2020/01/26
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■「SIP農業」「持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発」
■ 研究成果発表会ならびに令和元年度農作物病害虫セミナーのご案内

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■ 「SIP農業」「持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発」
研究成果発表会ならびに令和元年度農作物病害虫セミナーのご案内

戦略的イノベーション創造プログラム「次世代農林水産業創造技術」(SIP農業)は、
我が国の農林水産業の国際競争力強化や地域経済の活性化に加え、農林水産業を
若者にとって魅力的な産業とすることを最大の目標としています。SIP農業のうち
「新たな植物保護技術コンソーシアム」では、海外と勝負できる生産性を有する
日本型高度施設園芸の実現を目標に、天敵昆虫の効率的な利用や、光・音波等の
物理的刺激を利用した病害虫の抑制等の技術を組み合わせ、化学合成農薬に
依存しないトマトとイチゴの病害虫防除システムの構築に取り組んできました。
また、ナスやジャガイモ、レタス等で使える新たな資材の開発も進めています。
この度、下記のとおり京都府病害虫防除所との共催により研究成果報告会を開催します。

1.開催日時:2020年2月19日(水)10:00〜17:05

2.開催場所:キャンパスプラザ京都 5階第1講義室、第2および3演習室
  (〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路939)
3.内  容: 
  1)講演第1部「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」
  2)SIPが生み出す新たな病害虫防除資材の展示
  3)講演第2部「新たな総合的植物保護技術」

4.定  員:280名(講演の部は、定員に達し次第、締め切らせていただきます)

5.主  催:農研機構 中央農業研究センター

6.共  催:京都府病害虫防除所

7.参 加 費:無料

8.参加申し込み

当日参加も受け付けますが、講演会場の席に限りがありますので、
できるだけ農研機構のWEBページ(以下URL)から事前登録をお願いします。

受付サイト(1月29日公開*):
(URL)http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2020/01/133319.html
 *1月28日までは下記の申込みサイトに直接アクセスをお願いします。
(URL)https://pursue.dc.affrc.go.jp/form/fm/naro023/sipjizokuka20200219

9.問い合わせ先
  開催事務局窓口:京都府病害虫防除所 德丸 晋  
  TEL:0771-23-9512 FAX:0771-23-6539
  農研機構窓口:中央農業研究センター 広報チーム 谷脇浩子
TEL:029-838-8421 FAX:029-838-8574

10.プログラム

(1)開会挨拶(SIPの概要) 10:00~10:15
(農研機構 中央農業研究センター 後藤千枝)

(2)講演第1部「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」 10:15~12:15

ア 化学農薬を削減したトマト病害虫の新防除体系
   (農研機構 西日本農業研究センター 安部順一朗)

イ 新規土壌還元消毒を主体としたトマト土壌病害虫の新防除体系 
(農研機構 野菜花き研究部門 中保一浩)

ウ 紫外光(UV-B)照射を基幹とした施設イチゴ病害虫の新防除体系 
(兵庫県立農林水産技術総合センター 田中雅也)

(3)13:15~14:10 展示発表コアタイム
展示内容:UV-B照射装置ならびに光反射資材;超音波防虫システム;
植物活力剤;土壌還元消毒資材(糖含有珪藻土);天敵タバコカスミカメ;
LED天敵誘引装置、LED天敵捕集装置;赤色系防虫ネット;赤色LED防除装置;
害虫忌避剤(グリセリン酢酸脂肪酸エステル乳剤、プロヒドロジャスモン)
;音響害虫防除装置;振動害虫防除装置;新型色彩捕虫シート;
ジャガイモ用栽培体系資材;レタス用pH降下型肥料 他

(4)講演第2部「新たな総合的植物保護技術」 14:20~17:00
ア チョウ目害虫を超音波で防除する 
(農研機構 果樹茶業研究部門 中野 亮)

イ アザミウマ類およびコナジラミ類に対する赤色系防虫ネットの防除効果 
(京都府農林水産技術センター 德丸 晋) 

ウ ミナミキイロアザミウマに対する赤色LED防除装置の防除効果
(大阪府立環境農林水産総合研究所 城塚可奈子) 

エ エッジ効果を利用した新型捕虫シートの開発 
(兵庫県立農林水産技術総合センター 八瀬順也) 

オ 静岡県の長段どりトマトにおけるタバコカスミカメを主体とした総合防除事例 
(静岡県農林技術研究所 斎藤千温) 

カ コナジラミ類行動制御剤(ベミデタッチⓇ)の植物病原ウイルス媒介抑制効果 
(石原産業株式会社 加嶋崇之) 

キ アザミウマ類を寄せ付けない!害虫忌避剤プロヒドロジャスモン
(農研機構 中央農業研究センター 櫻井民人) 

ク 植物の活力を高めて病気に強い体を作ります! 
(岡山県農林水産総合センター 鳴坂義弘) 

(5)閉会挨拶  17:00〜17:05
   (京都府病害虫防除所 津田和久)

後藤千枝(農研機構 中央農業研究センター)
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■ (@は(at)に変えてあります)
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