応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

【応動昆 お知らせメール】881号

(2021年3月17日公開)

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「お知らせメール」 2021/3/17
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■ 特別小集会「覧古考新~農業害虫vsヒトの終わりなき戦い~」開催のご案内について

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から
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■特別小集会「覧古考新~農業害虫vsヒトの終わりなき戦い~」開催のご案内について

日本応用動物昆虫学会では,基礎と応用の両分野を重視しており,害虫防除指導の現場に
立つ公設試験研究機関などに勤務する都道府県関係の会員に対して有益な活動を行う必要
があると考え,2018年度から特別小集会を開催しております。
4回目の今年度は,都道府県職員の人材が急速に世代交代することを受けて,農業害虫と
ヒトとの関わり,防除の変遷などにスポットを当てた特別小集会を開催いたしますので,
奮ってご参加下さい.
学生会員を含め,都道府県職員以外の方々のご参加も大歓迎いたします.

1.開催日時
 2021年3月24日(水)13:00~14:30(大会2日目)

2.開催会場
 A会場(オンライン)

3.概要
 近年、都道府県を中心に農業害虫に関わる人材の若返りは著しいが、技術の継承が大
きな問題となっている。また、我が国の農林水産業では、ドローンやA I(人工知能)を
用いたスマート農林水産業が推進され、それに関連した新しい害虫防除技術が次から次
へと開発されている。一方で、令和2年度には、イネを吸汁加害するトビイロウンカが
西日本から東海地域まで多発し、甚大な被害を与えた。トビイロウンカは我が国では古
くから知られている害虫であるが、時代が変わっても私達は再び甚大な被害を出している。
何故我々は同じミスを犯してしまうのか?技術レベルは何も変わっていないのか?等々、
その原因を考えると、私達は、過去の害虫防除の変遷について、あまりにも無知で軽視
しているのではないだろうか。そこで、今回の特別小集会では、我が国の害虫防除の変
遷に詳しい方をお迎えするとともに、今年度多発したトビイロウンカに対する我が国の
予測と防除の変遷について学び、持続可能な新たな防除法について考える機会にしたい。

4.内容
テーマ:覧古考新~農業害虫vsヒトの終わりなき戦い~
(1)我が国における農業害虫とヒトとの戦歴
  田中 誠(東京都府中市)
(2)我が国におけるトビイロウンカとの戦い(発生予察と防除に関連して)
  松村正哉(農研機構 中央農業研究センター)
(3)意見交換

德丸 晋虫(地域担当理事)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 理事会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ manager(at)odokon.org まで お願いいたします。
■ (@は(at)に変えてあります)
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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