2021年度 各賞受賞者
(2021年3月29日公開)
2021年度の学会賞・奨励賞・論文賞受賞者が、2021年3月23~26日にオンライン開催された第65回大会(大会事務局:島根大学)にて発表されました。また、同大会のポスター発表から10点が第9回ポスター賞として、英語口頭発表賞にエントリーした発表者から2名がThe Best English Presentation Award in 2021として、それぞれ選ばれました。
- 第65回学会賞 (2名)
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園田 昌司 (宇都宮大・農学部)
コナガの殺虫剤抵抗性機構に関する分子生態学的研究 -
霜田 政美 (農研機構・生物研)
光防除と天敵利用に関する一連の研究
- 第21回奨励賞 (2名)
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林 正幸 (農研機構・西日本農研)
アリ-アブラムシ-捕食者の種間相互作用と化学コミュニケーションに関する研究 -
管原 亮平 (弘前大・農学生命科学部)
バッタの体色相変異の分子機構の解明とRNA干渉効果の系統間変異の発見
- 第7回論文賞 (2編|著者全員が受賞者)
Shotaro Mine, Megumi Sumitani, Fugaku Aoki, Masatsugu Hatakeyama, Masataka G. Suzuki (2017) Identification and functional characterization of the sex-determining gene doublesex in the sawfly, Athalia rosae (Hymenoptera: Tenthredinidae) . Appl. Entomol. Zool. 52(3): 497-509.
Nami Uechi, Junichi Yukawa, Makoto Tokuda, Nina Maryana, Tomoko Ganaha- Kikumura, Wanggyu Kim (2017) Description of the Asian chili pod gall midge, Asphondylia capsicicola sp. n., with comparative notes on Asphondylia gennadii (Diptera: Cecidomyiidae) that induces the same sort of pod gall on the same host plant species in the Mediterranean region. Appl. Entomol. Zool. 52(1): 113-123.
- 第9回ポスター賞 (10名)
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石神 広太(北海道大院・農学院)
カビによって決まる昆虫とバクテリアの相利共生関係 -
Seonghan JANG (産総研・北海道センター、北海道大)
共生細菌による腸の劇的な形態変化:Homeobox遺伝子が鍵! -
新村 瑠里(鳥取大院・持続性社会創生科学研究科)
オキナワルリチラシの幼虫が行う毒液回収行動の役割 -
佐々木 淳成(神戸大・理)
ハリガネムシ寄生によるカマキリ宿主の走光性変化とその分子基盤 -
玉置 千紘(京都大院・農)
シロアリ創設コロニーの托卵戦略:創設コロニーは他巣から襲撃されることでその巣の女王の座を獲得する -
鈴木 紗也華(京都大・生態学研究センター)
DNAメタバーコーディングを用いた草原性クモ群集の被食-捕食ネットワークの季節動態と種特異性の評価 -
奥園 元晴(佐賀大・農)
カメムシ類は卵塊中の位置により卵への投資を変化させるか -
岡本 雄太(宮崎大院・農)
日本におけるタバコカスミカメの越冬と野外寄主植物 -
白井 雄(京都大院・農)
昆虫の卵巣発達を利用した新規ゲノム編集法 -
幾野 夏未(静岡大院・総合)
チャを利用するチャノミドリヒメヨコバイは近縁ツバキ属植物及びカンキツを利用できない
- The Best English Presentation Award in 2021 (2名)
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新井 大 (農工大院・農)
License to kill males: a male-killing associated prophage WO was identified from comparisons of closely related Wolbachia strains in Homona magnanima -
小西 堯生 (京都大院・農)
The end of colony: termite workers steal nitrogen source under king-absent conditions