応動昆、持続可能な社会を目指して: 一般社団法人 日本応用動物昆虫学会

【応動昆 お知らせメール】899号

(2021年5月12日公開)

日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ
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「お知らせメール」 2021/5/12
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ ■ 植物寄生性線虫の生物的防除:持続的農業における土壌生態系管理
■  第2版のご案内

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から
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■ 植物寄生性線虫の生物的防除:持続的農業における土壌生態系管理
第2版のご案内

応動昆会員の皆様

岡田(農研機構、植防部門)という者です。
下記の様な線虫学の翻訳書を日本線虫学会より3月に発行しました。
7人で7年かけて作成した、840ページに及ぶ単行本です。

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Biological Control of Plant-parasitic Nematodes: Soil Ecosystem
Management in Sustainable Agriculture, 2nd edition
Graham R. Stirling, CAB International

植物寄生性線虫の生物的防除:持続的農業における土壌生態系管理、
第2版
岡田浩明 監訳
ISBN:978-4-9901897-0-9 C3045
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原書はオーストラリアの研究者が執筆したもので、その主張を簡単に言うと、
「線虫の土着天敵を増やすための圃場管理は、土壌中の有機炭素を増やそう
とする総合的土壌生物管理の一環であり、その主な手段は不耕起栽培、
作物残渣による地表被覆と輪作である」というものです。

線虫学のみならず関連分野も広範に紹介していて、土壌生態学や持続的な
農耕地管理に興味がある方にも関心を持っていただけるものと思います。

目次と著者による前書きを私の
Research Map( http://researchmap.jp/read0125674/ )
に掲載しています。ポータルサイトの左側の「資料公開」の所です。

今回、応動昆の会員で希望される方にこの本の電子版(PDF)を差し上げます。
営利目的でないので無料です。

原書発行元のCABIとの版権の関係で、今回は私個人の持ち分からの
20部の提供です。
ただし希望者が多ければ、増刷できるようにCABIと交渉します。

すみませんが今回は先着順とさせていただきます。

希望される方はお知らせ下さい。私個人宛
hokada(at)affrc.go.jp
(@は(at)に変えてあります)に連絡願います。

岡田浩明(農研機構 植物防疫研究部門)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 理事会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ manager(at)odokon.org まで お願いいたします。
■ (@は(at)に変えてあります)
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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