日本昆虫学会第84回大会・第68回日本応用動物昆虫学会大会 合同大会のご案内
(2023年10月16日公開)
第68回日本応用動物昆虫学会大会は,日本昆虫学会第84回大会と合同で,仙台国際センター(宮城県仙台市)で開催されます.8年ぶりの合同大会です.一般 会員はもちろん学生会員の皆様もふるってご参加ください.講演申込み方法など大会関連の最新情報は,大会ウェブサイト(準備中)にて順次掲載します.
- (1)日程:2024年3月28日(木)~31日(日)
- 1日目(3月28 日) 午後 会員総会(応動昆),合同大会開会式,学会 賞・奨励賞等授与式および受賞講演,懇親会
- 2日目(3月29 日) 午前 一般講演(口頭,ポスター); 午後 一般講演(口頭,ポスター),小集会
- 3日目(3月30 日) 午前 一般講演(口頭,ポスター) ; 午後 一般講演(ポスター,小中高生ポスター),シンポジウム,小集会
- 4日目(3月31 日) 午前 一般講演(口頭); 午後 一般講演(口頭),ポスター・英語口頭発表授賞式,小集会
- (2)会場
- 1) 会員総会(応動昆),学会賞・奨励賞授与式,受賞講演,シンポジウム,一般講演,小集会のすべて 仙台国際センター会議棟(〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山)
- http://www.aobayama.jp/access/
- 2) 懇親会 (3月28日) ホテルメトロポリタン仙台 (ホテルメトロポリタン仙台 〒980-8477宮城県仙台市中央1丁目1-1)
- https://sendai.metropolitan.jp/
- (3)大会参加・講演申込スケジュール
- ・各種申込の受付開始 12/1(金)
- ・小集会の申込締切 12/18(月)
- ・一般講演申込締切 1/9(火)
- ・参加申込締切 2/9(金)
- (4)大会参加費
- 事前申込み:一般会員(8,000円),学生会員(4,000円),非会員(10,000円),同伴者(1,000円)
- 当日申込み:一般会員(11,000円),学生会員(6,000円),非会員(13,000円),同伴者(3,000円)
- (5)講演要旨集について
- 本大会では,講演要旨集はPDFファイルで用意し,大会ウェブサイトからダウンロードしてお使い頂く形となります.印刷物の発送は致しませんので,ご留意ください.
- (6)公開シンポジウム(日本学術会議,日本昆虫科学連合,日本昆虫学会,日本応用動物昆虫学会との共同開催)
- 「分野を越え海を越える昆虫科学」
- 一般の方々にとって昆虫科学とは「昆虫の同定や分類を行う学問」や「昆虫を駆除するための学問」であり,その広範さには目が行き渡りづらいのが現状である.この状況を打破し,昆虫を対象として生物の多様性と共通性の理解に貢献する昆虫科学の広範さを周知する機会として,「分野を越え海を越える昆虫科学」を提案し ,公開シンポジウムとして一般の方々にも昆虫科学の重要性を知っていただきたい.
- 総合司会:徳田 誠(佐賀大学農学部教授)
- 1) 開会の挨拶:堀 雅敏(日本応用動物昆虫学会・日本昆虫学会合同大会長:東北大学大学院農学研究科教授)
- 2) 活動報告
- ・日本学術会議農学委員会応用昆虫学分科会:小野正人(分科会委員長,日本学術会議連携会員,玉川大学学術研究所所長)
- ・日本昆虫科学連合:阿部芳久(連合副代表,日本学術会議連携会員,九州大学大学院比較社会文化研究院教授)
- 3) 学術講演Ⅰ「分野を越える」
- ・講演1:山下 恵(東京農工大学大学院農学研究院准教授)
- 衛星から森林害虫マイマイガの大発生を探る
- ・講演2:武田征士(京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授)
- 虫こぶ:植物ソース器官からシンク器官への転換
- 4)学術講演Ⅱ「海を越える」
- ・講演1:後藤慎介(大阪公立大学大学院理学研究科教授)
- 南極で昆虫採集:ナンキョクユスリカの生きるしくみ
- ・講演2:清水加耶(島根大学大学院自然科学研究科助教)
- ボルネオ島の熱帯雨林における昆虫と植物の相互作用
- 5)第27回国際昆虫学会議(ICE2024 Kyoto)[2024年8月,京都]の紹介
- ・講演1:志賀向子(日本学術会議連携会員,大阪大学大学院理学研究科教授)
- ICE2024 Kyoto―知の統合による新たな発見
- ・講演2:吉村真由美(国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 関西支所 生物多様性研究グループ長)
- ICE2024一般向けイベントの紹介
- 6) 総合討論
- 7) 閉会の挨拶: 小野正人
- (7)一般講演(口頭発表)
- 1) 発表者が会場にノートパソコンなどを持ち込んで口頭発表していただきます.
- 2) 発表時間は2分間の質疑応答を含めて1題14分です(講演者交代の所要時間を1分見込んでいます).
- 3)英語口頭発表部門で特に優れた発表を行った方に賞を授与します.本部門での発表資格は,発表時点で博士号未取得(学生含む)または博士号取得後5年以内(育児・介護休暇期間は含まない)の方とします.
- (8) 一般講演(ポスター)
- 1) 大会2~3日目(3月29~30日)に行います.ポスターは一日ごとに貼り替えます.
- 2) ポスター発表のコアタイムは11:30~12:30(奇数番号)と12:30~13:30(偶数番号)です.ポスターを貼る時刻,撤去する時刻などの詳細については,大会ウェブサイトでお知らせします.
- 3) ポスター展示用のパネルの寸法は,横120 cm × 縦180 cmです.ポスターは,この中に収まる大きさで作成してください.
- 4) 特に優れたポスター発表を行った審査対象会員に,ポスター賞を授与します.ポスターの審査対象は学会間で異なります.日本応用動物昆虫学会の会員は学生会員のみとなります(日本昆虫学会の会員は学生会員と若手正会員).
- (9) 小中高生ポスター発表
- 大会3日目に,小中高生によるポスター発表を行います.参加は引率者(教諭や保護者)を含めて無料です.対象は小中高生による昆虫(クモ・ダニなど,他の節足動物も含む)を対象にした研究です.ポスター発表を希望される方は,1月9日(火)までに下記の【小中高生ポスター発表連絡先】まで,連絡先(住所と電話番号,メールアドレス),発表者の氏名とふりがな,引率者氏名,発表者の学校名と学年,学校の所在地,演題名ならびに講演要旨(500字以内)をお送りください.また,指導されている日本昆虫学会会員がいる場合は,その会員のお名前もご連絡ください.
- 【小中高生ポスター発表連絡先】
- 合同大会事務局E-mail: 2024esj.jaez.goudou(at)grp.tohoku.ac.jp
- (件名に「小中高生ポスター発表申込み」と明記してください). ※@は(at)に変えてあります
- (10)小集会
- 1) 小集会主催者は,本学会または日本昆虫学会の会員に限ります.
- 2) 小集会講演者は,大会参加者に限ります(非会員招待講演者を除く).
- 3) 各小集会への割当て時間は1時間30分(時間厳守)です.
- (11)技術士試験対策セミナー
- 日本応用動物昆虫学会・技術士育成推進委員会による技術士試験対策セミナーを開催予定です.ご興味のある方は積極的にご参加ください.
- (12)託児施設
- 3月28~31日に,仙台国際センター会議棟内に託児施設を設置します.安全面の配慮から,場所は利用者のみに通知します.
- (13)宿泊
- 大会事務局では,航空券・宿泊等の手配は致しません.会場周辺にはホテルはございませんので,仙台市内のホテルをご利用ください.シーズン的に予約が取りにくくなることが予想されますので,宿泊の予約は早めにお済ませください.
- (14)その他
- 仙台国際センターには小さな売店はありますが,レストランはありません.近隣にもないため,午前から来場される方には昼食のご持参をお勧めいたします.3月29日~31日はお弁当を大会側で発注いたしますので,参加登録フォームから注文いただければご用意いたします.
- (15)大会事務局
- 〒980-8572 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
- 東北大学大学院農学研究科応用昆虫学分野内
- 日本昆虫学会第84回大会・第68回日本応用動物昆虫学会大会 合同大会事務局
- E-mail:2024esj.jaez.goudou(at)grp.tohoku.ac.jp ※@は(at)に変えてあります