【応動昆 お知らせメール】1175号
(2024年6月 6日公開)
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「お知らせメール」 2024/5/18
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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■■東京農業大学総合研究所研究会 生物的防除部会 2024年度第1回講演会
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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から
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■東京農業大学総合研究所研究会 生物的防除部会 2024年度第1回講演会
開催日時:2024年6月18日(火)13:30~17:20
開催方法:会場およびZoomミーティングによるハイブリッド形式。
会場:東京農業大学世田谷キャンパス国際センター2階榎本ホール
申し込み方法:
以下のリンクよりフォームにアクセスし、お名前とメールアドレス、会場またはオンラインによる参加の希望、懇親会への参加の有無をご入力のうえ送信してください。オンライン参加を希望される方には、開催日前日までにZoomミーティングの接続情報をメールでお知らせ致します。
https://forms.gle/cmnZkmH847uPYeiH9
プログラム:
1.13:30~14:30 演題1「公設農試で性フェロモン剤による防除技術の開発に携わって ~きっかけとその後~」
豊嶋悟郎氏(協友アグリ(株)技術顧問・元長野県野菜花き試験場)
30年ほど県農試の立場でIPMに関する技術開発に取り組み、その中で性フェロモン剤にも関わった。最初の出会いはコナガコン。当時もコナガの抵抗性発達が問題で、BT剤以外に有効な剤はないと言われる状況。当時登録が取れていたコナガコンを、長野県の生産現場で有効活用するための実証試験に取り組んだ。その後、レタス、アスパラガス、トマトなどでオオタバコガの被害が見られるようになった。その際、生産現場からのちょっとした情報を基に、性フェロモン剤の新たな展開が始まった。そんなきっかけとその後の展開、そしてこれからについて紹介したい。
2.14:40~16:10 演題2「IPMの限界それとも進化?~植物を介して良い虫が働く農業生態系」
大野和朗氏(綾オーガニックスクール講師・元宮崎大学農学部教授)
近年、総合的病害虫管理(IPM)に対する批判、さらにパラダイムシフト的な代替案もなされている。一方で、重要な生物的防除技術として保全的生物的防除(CBC)が注目されている。CBCでは天敵(成虫あるいは幼虫も)が必要とする植物質餌供給のための植生管理や生息場所管理などによる天敵強化(Enhancement)の取組みの重要性が指摘されている。本講演では、植物を介した天敵強化の最近の知見を紹介し、あわせて「みどりの食料システム戦略」との関連から有機栽培での害虫管理を考えてみたい。
3.16:10~17:20 演題3「SEトラップ(現在の名称:サンケイトラップ)のはなし」
望月文昭氏(千葉大学園芸学部 非常勤講師)
JPPAオンラインストア(日本植物防疫協会)の商品カテゴリから《粘着式トラップ》をクリックすると、「住化式粘着トラップ」と「サンケイトラップ」の2種類が表示されます。このうち後者は、2021年10月までSEトラップと呼ばれていました。
本講演では、私が信越化学工業在籍中、SEトラップに関して体験したことや読んだ論文のなかで、面白いと感じた話を紹介したいと思います。
1.特徴 (使い勝手が良いところ、悪いところ)
2.SEトラップ(白)(緑) (白色は何のため?緑色はなぜあるの?)
3.粘着面の蛾をまるごと食べるアマガエル対策 (1グラムのNaClの忌避効果)
4.アカヒゲホソミドリカスミカメを捕獲する (底板と屋根の間に柱を立てる)
5.ウコンノメイガを捕獲する (草冠高より低い位置に取付ける)
連絡先:生物的防除部会 事務局:厚井 隆志(e-mail: takashi.koi(at)nifty.ne.jp ※@は(at)に変えてあります)
生物的防除部会幹事 (石原産業(株) 森 光太郎)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
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■ (@は(at)に変えてあります)
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