【応動昆 お知らせメール】 412号
(2013年8月22日公開)
日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ
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「お知らせメール」 2013/08/22
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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■ 1 野菜茶業課題別研究会「ネギアザミウマを巡る諸問題とアザミウマ類
■ 防除の新展開」のご案内
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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から
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■ 1 野菜茶業課題別研究会「ネギアザミウマを巡る諸問題とアザミウマ類
防除の新展開」のご案内
野菜茶業研究所では、国内野菜研究の中核であることを目指すとする
研究所のミッションを達成するために、各種の研究会等の開催により
野菜研究の情報発信に努めています。今回、野菜茶業課題別研究会
「ネギアザミウマを巡る諸問題とアザミウマ類防除の新展開」を
開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
・日時:平成25年10月17日(木)13:30~18日(金)12:30
・場所:東建ホール・丸の内(名古屋市営地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の
内」駅下車1番出口より徒歩1分
URL:http://www.token-hall.com/
・主催:(独)農研機構野菜茶業研究所
・参加費:無料(17日の情報交換会は5000円)
・参加申し込み(締切9月24日):下記ホームページ参照。
http://www.naro.affrc.go.jp/vegetea/contents/kadaibetsu/index.html
開催趣旨
ネギアザミウマは我が国では雌だけで増殖する産雌単為生殖系統のみが
知られていたが、雄が存在する両性生殖系統が確認され、各地に分布を
拡大している。また、ネギアザミウマの加害が問題となるのは、主に
ネギ属の作物であったが、キャベツを始めとするアブラナ科野菜、
キュウリ、アスパラガス、エンドウなどで被害が顕在化している。さらに、
合成ピレスロイド剤やネオニコチノイド剤に感受性が低下した個体群が
各地で報告されている。これらのネギアザミウマを巡る諸問題について
検討する。これに加えて、植生管理と選択性農薬の使用による土着天敵を
活用したアザミウマ類防除や生物農薬として登録のある捕食性ダニ類や
天敵昆虫類の利用や新たな物理的防除法によるアザミウマ類防除の
新展開について検討する。
日程
1日目(平成25年10月17日13:30~17:20)
13:30~13:40 開会あいさつ 野菜茶業研究所 今田成雄氏
13:40~14:20 ネギアザミウマを巡る諸問題(繁殖型~寄主植物・
被害までのアンケート調査について)
野菜茶業研究所 武田光能氏
14:20~15:00 ネギアザミウマの種内多型とその遺伝的背景
果樹研究所 土`田 聡氏
(休憩)
15:20~16:00 ネギアザミウマとIYSVの総合防除対策
香川県農業試験場 渡邊丈夫氏
16:00~16:40 アザミウマ類に対する赤ネットの防除効果
神奈川県農業技術センター 大矢武志氏
16:40~17:20 アザミウマ類が媒介するトスポウイルス
東北農業研究センター 櫻井民人氏
2日目(平成25年10月18日9:20~12:30)
9:20~10:00 スワルスキーカブリダニとメタリジウム菌の利用による
ミナミキイロアザミウマの防除
大阪府立環境農林水産総合研究所 柴尾 学氏
10:00~10:40 タバコカスミカメによるアザミウマ類防除の実際
高知県農業技術センター 中石一英氏
10:50~11:30 マリーゴールドと全面防虫ネットによるIPMとアザミウマ類
奈良県農業総合センター 国本佳範氏
11:30~12:10 高濃度炭酸ガス処理とアザミウマ類防除の今後の展望
宇都宮大学 村井 保氏
12:10~12:30 総合討論
(武田光能 農研機構野菜茶業研究所)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。
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■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto: manager-AEZ@ffpri.affrc.go.jp までお願いいたします。
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■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/
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