【応動昆 お知らせメール】 429号
(2014年1月 9日公開)
日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ
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「お知らせメール」 2014/01/09
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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■ 1 むしむしコラム・おーどーこん 「最新のトピック」「コラム」更新
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■ 2 農研機構 任期付研究員募集のお知らせ
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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から
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■ 1 むしむしコラム・おーどーこん 「最新のトピック」「コラム」更新
「最新のトピック」
2014年01月01日掲載【共生界の遺伝的フランケンシュタインモンスター】
古賀隆一(産業技術総合研究所)
農業害虫として悪名の高いミカンコナカイガラムシは、別種の細菌を内部に宿
した細菌がさらに昆虫の細胞の中に入り込むマトリョーシカ人形のような入れ
子状共生系を持っています。この共生系の進化には、これら3種の以外の生物も
深く関わって来たことがゲノム解析により明らかになりました。
全文を読むには http://column.odokon.org/2014/0101_000102.php をクリック
して下さい。
「コラム」
2014年01月01日掲載【農耕地の周辺環境: 露地栽培で土着天敵を利用するとき
に考慮すべきこと】
滝 久智(森林総合研究所 森林昆虫研究領域)
国土面積の多くを占める中山間地では農林業が重要な産業です。中山間地の農
耕地周辺には森林や草地などの自然もしくは半自然植生(以下、周辺林野)が広
大に広がります。こうした周辺林野は、隠れ家や餌を提供することにより害虫
の天敵を維持しています。そうすることで、天敵を一時的に農耕地へ供給し、
結果として農耕地で発生する害虫の抑制に役立っていることが、これまでの研
究から明らかになっています。このような土着天敵による病害虫被害の軽減
は、われわれ人間が知らないうちに多様な生物から受けている恩恵でもありま
す(生態系サービスとよばれる自然の恵みのひとつ:病害虫制御サービス)。
周辺林野が持つこうした機能を上手に活用することで、環境に負荷の少ない
農業を持続的に行うことができるかもしれません。
全文を読むには http://column.odokon.org/2014/0101_000000.php をクリック
して下さい。
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■ 2 農研機構 任期付研究員募集のお知らせ
(独)農業・食品産業技術総合研究機構では、平成26年4月採用予定の任期付
研究員(任期3年)を募集しています。
採用予定ポストには虫害分野も含まれておりますので、関心のある方は奮って
ご応募願います。
公募内容の詳細は、下記のアドレスをご参照下さい。
http://www.naro.affrc.go.jp/acquisition/2013/12/049730.html
(農研機構中央農業総合研究センター 本多健一郎)
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。
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■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto: manager-AEZ(at)ffpri.affrc.go.jp までお願いいたします
■ (@は(at)に変えてあります)。
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■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/
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