応動昆和文誌(Japanese Journal of Applied Entomology and Zoology)64巻1号に掲載される論文についてお知らせいたします。今回は原著5報、短報1報となっています。今後とも会員の皆様の積極的なご投稿をお願い申し上げます。
- 特集:振動による行動制御と害虫防除
- 短報
- 向井裕美・Niels Skals・高梨琢磨. チャバネアオカメムシ(カメムシ目:カメムシ科)の基質振動に対する神経応答の電気生理学的解析.
- 原著
- 新川 徹. ベンズイミダゾール系殺菌剤ベノミルが寄生蜂アオムシコマユバチ(ハチ目:コマユバチ科)の卵に及ぼす致死作用.
- 新川 徹. 寄生蜂アオムシコマユバチ(ハチ目:コマユバチ科)の異なる成長段階に対して投与されたベンズイミダゾール系殺菌剤ベノミルの毒性.
- 西野 実・河野勝行・村上高敏・大仲桂太. カンキツヒメヨコバイ(カメムシ目:ヨコバイ科:ヒメヨコバイ亜科)の加害によるダイズの矮化症状.
- 田中絵里・綿引大祐・吉松慎一・渡久地彩子. 日本初記録の害虫種タイリクマツカレハ(チョウ目:カレハガ科)(新称)を含む日本産Dendrolimus属4種の識別法.
- 武田 藍・山本幸洋・横山とも子・國友映理子・小原裕三. 土壌くん蒸剤3種のサツマイモネコブセンチュウMeloidogyne incognita(ティレンクス目:メロイドギネ科)二期幼虫及び卵に対する温度別殺虫効果.