2017年度の学会賞・奨励賞・論文賞受賞者が、2017年3月27~29日に東京農工大学にて開催された第61回大会にて発表されました。また、同大会のポスター発表から10点が第6回ポスター賞として選ばれました。
- 第61回学会賞 (2名)
-
仲井 まどか (東京農工大学大学院 農学研究院)
昆虫ウイルスと寄生蜂によるチョウ目昆虫の内分泌制御とその機構解明 -
武田 光能 (農研機構 野菜花き研究部門)
害虫の季節適応解析に基づく効率的な抵抗性検定法および発生予察法の開発に関する研究
- 第17回奨励賞 (2名)
-
松倉 啓一郎 (農研機構 九州沖縄農業研究センター)
フタテンチビヨコバイの生態的特性の解明に基づくワラビー萎縮症の被害軽減技術の確立 -
鈴木 丈詞 (東京農工大学大学院 グローバルイノベーション研究院)
総合的害虫管理に向けたダニおよび昆虫の環境応答に関する研究
- 第3回論文賞 (2編|著者全員が受賞者)
-
Masami Shimoda, Ken-ichiro Honda (2013) Insect reactions to light and its applications to pest management. Appl. Entomol. Zool. 48: 413-421.
-
John R. Ruberson, Keiji Takasu, G. David Buntin, Joe E. Eger Jr. ?Wayne A. Gardner, Jeremy K. Greene, Tracie M. Jenkins, Walker A. Jones, Dawn M. Olson, Phillip M. Roberts, Daniel R. Suiter, Michael D. Toews (2013) From Asian curiosity to eruptive American pest: Megacopta cribraria (Hemiptera: Plataspidae) and prospects for its biological control. Appl. Entomol. Zool. 48: 3-13.
- 第6回ポスター賞 (10名)
-
望岡 佑佳里 (佐賀大学農学部)
ムラサキツバメはなぜ新芽から離れた場所に産卵するのか -
森 信之介 (京都大学大学院農学研究科)
ウメの葯が発する蛍光とミツバチの訪花行動の化学生態学 -
田口 大輔 (九州大学大学院地球社会統合科学府)
産卵時の寄主の発育段階が内部寄生蜂の卵と1齢幼虫の体サイズや発育期間に及ぼす影響 -
中林 ゆい (佐賀大学農学部)
ムラサキシジミに対する卵寄生蜂と幼虫寄生蜂の寄生戦略 -
西野 貴騎 (筑波大学大学院生命環境科学系)
ノコギリカメムシの外部共生器官の構造および共生真菌の卵表面への伝達 -
柳原 早希 (京都大学大学院農学研究科)
シロアリの兵隊カーストにみられる齢分業と性分業の発見 -
安達 修平 (鹿児島大学大学院連合農学研究科)
地球温暖化は本州北限付近のセイタカアワダチソウを利用する昆虫にどのように作用するか? -
龍野 瑞甫 (京都大学大学院農学研究科)
ニホンミツバチApis cerana japonicaとセイヨウミツバチApis melliferaの屋外における訪花パターンの比較 -
中村 春花 (日本大学生物資源科学部)
小笠原産ハスモンヨトウより分離された微胞子虫株の胞子形成様式の解明 -
奥出 絃太 (東京大学大学院生物科学専攻)
トンボにおけるエレクトロポレーション法を用いたRNAiによる機能阻害系の確立