応動昆和文誌(Japanese Journal of Applied Entomology andZoology)特集号の論文募集についてお知らせいたします。
近年、クビアカツヤカミキリやツヤハダゴマダラカミキリ、サビイロクワカミキリなど、外来カミキリムシによる被害が全国各地で顕在化・深刻化しており、農業・林業はもとより、都市の街路樹や自然環境においてもその影響が懸念されています。
それに伴い、発生動態の解明や効果的な防除技術の開発・普及が急務となっています。
こうした状況を受けて、外来カミキリムシに関わる多様な研究成果や実践的知見を幅広く集め、情報共有と今後の対策の基盤とするため本特集号を企画しました。
本特集号は、イノベーション創出強化研究推進事業「相次いで侵入した外来カミキリムシから日本の果樹と樹木を守る総合対策手法の確立(研究実施期間:令和4年度~令和7年度)」の成果を広く論文化する機会とすることを念頭に企画されましたが、同事業の参加者に限らず、関連する研究に携わる多くの方々からのご投稿を歓迎いたします。
■特集テーマ
外来カミキリムシに関する発生生態や防除技術等に関する研究報告
■投稿締切
2025年6月末日(遅くとも8月中の投稿を推奨)
■掲載予定
2026年5月(第70巻 第2号)※間に合わない場合も、特集号として明記の上、後号に掲載
■投稿形式・執筆要領
和文誌の投稿規定・執筆要領に準じます。詳細は以下をご参照ください:
日本応用動物昆虫学会誌投稿規定
https://odokon.org/archives/062db31d856307ccf52167a029e9aad8c2bb3825.pdf
■留意事項
すでに成果を発表されている方は、発表済みの内容や図表等と重複しないようご配慮ください。
■連絡先
農研機構 植物防疫研究部門 上地奈美 uechi.nami603(at)naro.go.jp
大村 尚(編集委員長)