「昆虫学におけるABS対応4:経験談を通じて遺伝資源取得のベストプラクティスを考える」
学会主催のABS対応セミナーを下記のとおり開催いたします。今大会はオンライン開催としますので、ご興味のある方は積極的にご参加ください。
- ■日時:大会3日目 3月25日(木) 12:00〜13:00
- ■会場:B会場(オンライン開催)
- ■参加申込:オンライン会場のURLは、開催当日までに学会お知らせメールもしくは大会ウェブサイトに掲載いたします。大会ウェブサイトからオンライン会場へ直接アクセスしてください。
- ■本セミナーについて
- 「遺伝資源の取得機会とその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分(ABS:Access and Benefit-Sharing)」は,生物多様性条約の重要課題の一つで,ABSが着実に守られるための枠組みとして,2010年に名古屋議定書が採択されました.我が国は2017年に本議定書を締結し,それに対応した国内措置として,ABS指針が施行されています.
- 外国由来の昆虫や植物のサンプルを取り扱う際は,本方針に従う必要がありますが,多くの会員はどう対応するかよくわからないかもしれません.そのため学会ではABS関連のセミナーを開催してきました.今年度からは本学会員の中で実際に海外のサンプルを取り扱って研究を進めている方に海外のサンプル取得に関する経験をお話しいただきます.講演者の方の講演内容をベースにして,参加者の皆さんと外国のサンプル取得のベストプラクティスを考えたいと思います.
- ■プログラム
- 1.「はじめに - 趣旨説明」【W003】
- 横井 翔(農研機構・生物研)
- 2.「タイ及びドイツの研究機関との害虫分野の共同研究におけるABS対策の経験」【W004】
- ○上杉 龍士(農研機構・東北農研)・園田 昌司(宇都宮大)