2022年度の学会賞・奨励賞・論文賞受賞者が、2022年3月20~22日にオンライン開催された第66回大会(大会事務局: 明治大学)にて発表されました。また、同大会のポスター発表から13点が第10回ポスター賞として、英語口頭発表賞にエントリーした
発表者から2名が The 2022 (1st) Best English Presentation Award として、それぞれ選ばれました。
- 第66回学会賞 (2名)
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後藤 慎介 (大阪市立大学 大学院理学研究科)
昆虫の季節適応機構に関する分子生理学的研究 -
柴尾 学 (大阪府立環境農林水産総合研究所)
アザミウマ類の生態解明と総合防除法の開発に関する一連の研究
- 第22回奨励賞 (1名)
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上原 拓也 (農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門)
化学的・物理的刺激を介した昆虫の行動制御技術に関する研究
- 第8回論文賞 (2編:著者全員が受賞者)
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Norimasa Sugita, Hiromoto Agemori, Koichi Goka
(2018) Acute toxicity of neonicotinoids and some insecticides to first instar nymphs of a non-target
damselfly, Ischnura senegalensis (Odonata: Coenagrionidae), in Japanese paddy fields. Appl. Entomol. Zool. 53(4): 519-524. -
岸本 英成・柳沼 勝彦・外山 晶敏
(2018) 土着広食性カブリダニ 4 種(ダニ目:カブリダニ科)に対する各種殺虫剤の影響.
日本応用動物昆虫学会誌 第62巻, 第1号, 29-39.
- 第10回ポスター賞 (13名)
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阿久津 純一 (東京大学)
産卵基質の曲率とオウトウショウジョウバエの産卵選好性(の関係) -
坂田 周平 (佐賀大学)
トノサマバッタのフンに含まれる産卵阻害物質:餌条件の異なるフンを用いた探索 -
小林 敦樹 (東北大院・農)
青色光の殺虫メカニズム ー青色光の体表透過率と活性酸素発生の致死への関与ー -
千葉 勇輝 (東北大院・農)
イチゴハムシの雄は体表化学情報を利用して適齢期の雌を選んでいるのか? -
笠井 柾希 (石川県立大院・応用昆虫学)
動けなくなるアオドウガネ:光行動抑制によって引き起こされる外灯下での光害 -
松原 芳乃 (名城大農)
チョウ目幼虫を利用したゼニゴケの分布拡大戦略 -
大塚 陽香 (佐賀大学)
イネヨトウで確認されたメス偏向性比とその原因因子の探索 -
青木 雄一 (東北大院農)
短波長側と長波長側では、同じ青色光でも殺虫メカニズムが異なる? -
森 大佑 (宮城大学・食産業学群)
深層学習を用いたトンボの自動検出・種判定システムの開発 -
元木 彩子 (千葉大院・応用昆虫)
イラクサギンウワバに感染するボルバキアはなぜ置き換わったのか? -
道下 玲奈 (筑波大学)
腐食性昆虫を用いた廃棄物処理プロセスにおける臭気抑制機構の解明 -
田中 知樹 (千葉大院・応用昆虫)
侵入種ムネアカハラビロカマキリの存在が在来種ハラビロカマキリに及ぼす影響 -
中村 晃紳 (明治大学農学研究科)
関東地域3県においてオクラから採集したヒメハナカメムシ類の種構成
- The 2022 (1st) Best English Presentation Award (2名)
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浴野 泰甫 (明治大学)
The evolutionary process of the specific sensory neurons of plant-parasitic nematodes -
Nadhira Afiani Ramadhanty (Kwansei Gakuin University)
Individual and collective trail-following behavior of an ant Pristomyrmex punctatu