農研機構九州沖縄農業研究センターでは表記シンポジウムを開催します。
シンポジウムでは、台湾の研究者を招聘して、日本に飛来するミカンコミバエの飛来源の一つと考えられている台湾におけるミカンコミバエの発生の現状を紹介していただくとともに、農林水産省の革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト)で実施中の研究課題の成果を紹介します。これらを通して、ミカンコミバエの再侵入・定着防止対策に向けた今後の課題を論議します。
関係する分野に興味をお持ちの研究者、行政担当者等の皆様には、ぜひ参加いただきますよう、ご案内いたします。
入場は無料です。使用言語は日本語で、中国語-日本語の逐次通訳が付きます。
シンポジウム及び情報交換会に出席をご希望の方は、1月29日(月)までに事務局までお申し込みください。会場のスペースの関係で、先着60名で締め切ります。
事務局: 農研九州沖縄農業研究センター 生産環境研究領域 虫害グループ 真田 幸代
〒861-1102 熊本県合志市須屋 2421
TEL: 096-242-7731
FAX: 096-249-1002
e-mail: sanadas(at)affrc.go.jp
※ @は(at)に変えてあります。
- 開催日時:
- 2018年2月5日(月) 13:00~17:00
- 開催場所:
- 天文館ビジョンホール 6Fホール (鹿児島県鹿児島市東千石町 13-3)
内容:
- 13:00~13:20
- 受付
- 13:20~13:30
- 開会挨拶
- 13:30~13:50
- 地域戦略プロジェクト研究課題の紹介
- (農研機構九州沖縄農業研究センター 松村 正哉)
- 13:50~14:50
- 台湾におけるミカンコミバエの発生と防除
- (台湾行政院農業委員会農業試験所 Huang, Yu-bin)
- 14:50~15:10
- 休憩
- 15:10~15:40
- 奄美大島における2015年のミカンコミバエ再発生について
- (鹿児島農業開発総合センター大島支場 山口 卓宏)
- 15:40~16:10
- 2015年、2017年の鹿児島県のミカンコミバエ再侵入の飛来解析
- (農研機構農業技術革新工学研究センター 大塚 彰)
- 16:10~16:40
- 行動特性分析に基づいたミカンコミバエ捕獲トラップの開発に向けて
- (農研機構生物機能利用研究部門 霜田 政美)
- 16:40~16:50
- まとめ
- (農研機構九州沖縄農業研究センター 松村 正哉)
- 16:50~17:00
- 開会挨拶