国際昆虫学会議の評議員について

2024/12/27(金)

昆虫科学連合より情報提供がありましたので、お知らせいたします。

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2024年8月に国立京都国際会館で開催されたICE2024 Kyotoではご協力を賜り、ありがとうございました。

ICE2024 Kyotoの期間中に開催された国際昆虫学会議の評議員会で深津武馬先生が今期の評議員に再任され、志賀向子先生が新評議員に選出されたことが、8月30日の閉会式で公表されました。
国際昆虫学会議の評議員は従来、日本からは1名だけでしたので、評議員が2名になるのは史上初めてのことでした。
また、志賀先生は日本から初の女性評議員となりました。
さらに、Walter Leal先生(評議員会会長)から11月25日にメールで御連絡を頂戴し、松浦健二先生が評議員に新たに選出されたとのことです。これで日本からの評議員が3名になりました。
深津先生はSpecial Advisorとして、志賀先生はVice Presidentとして、松浦先生はSecretary Generalとして、それぞれICE2024 Kyotoの組織委員会の中で重責を担われました。組織委員会が評議員会と連携しつつオールジャパン体制で取り組むことができたので、ICE2024 Kyotoは成功したのだと思います。閉会式では、評議員の先生方がこの成功を極めて高く評価してくださっているとのことでした。この高評価が
日本からの評議員の増加につながったと考えます。この状況は、国際昆虫学会議における日本のプレゼンスが高まったことを示していると思います。

皆様のご協力に感謝しご報告申し上げますとともに、本連合の活動に引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い致します。

日本昆虫科学連合代表
阿部 芳久

宇高寛子(昆虫科学連合担当理事)