【応動昆 お知らせメール】 481号

2015/04/13(月)

【応動昆 お知らせメール】 481号
日本応用動物昆虫学会会員の皆さまへ
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「お知らせメール」 2015/04/13
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■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ 1.第6回(平成27年度)日本学術振興会 育志賞の候補者推薦について
■ 2.むしむしコラム・おーどーこん 「最新のトピック」更新 
■ 3.むしむしコラム・おーどーこん 「コラム」更新 

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/odokon/member/ から
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1. 第6回(平成27年度)日本学術振興会 育志賞の候補者推薦について
 本賞は、4月1日現在で34歳未満の博士後期過程に在学する大学院生に授与される賞であることから、【学生会員】のみを推薦対象とします。推薦を希望される場合は、指導教官もしくは推薦理由書作成者となる会員より、推薦書類一式を学会事務長宛て(manager(at)odokon.org(@は(at)に変えてあります))に電子メールに添付してお送り下さい。必要な書類は下記のウェブサイトからダウンロードできます。
http://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/index.html

提出期限:2015年5月18日(月) 17:00 必着
 賞および奨励金等選考委員会で審査し、1名の候補者の推薦を決定します。
なお、当学会より推薦した会員が一昨年、本賞を受賞しております。
注意点:
・推薦要項や記入要領をよくお読み下さい。
・在学する大学の長から推薦を受ける方は、学会から推薦しません。
・推薦には、会員1名を含む2名に推薦理由書を作成いただく必要があります。
・様式2、3、4をご記入下さい。なお、様式2の1ページ目上段の
推薦者欄は空欄で結構です。
・様式1(学会長推薦用)は推薦が決定した後に学会側で作成しますので、
提出不要です。
(日本応用動物昆虫学会事務長 神村学)
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■ 2. むしむしコラム・おーどーこん 「最新のトピック」更新
 むしむしコラム・おーどーこんは虫や動物の不思議な世界をプロの研究者が
分かりやすく紹介する応用動物昆虫学のポータルサイトです。最新の研究成果を
分かりやすく紹介する「最新のトピック」を更新しました。
 1.【クワガタムシにおける性的二型の発生制御メカニズム】(後藤寛貴、三浦徹)
 2.【捕食者が昆虫と花の多様性を進化させる?】(香川幸太郎)
 3.【キイロショウジョウバエの交尾行動と概日リズム】(吉井大志)
   を掲載しましたので、ぜひご覧ください。
1.2015年04月10日掲載【クワガタムシにおける性的二型の発生制御メカニズム】
  後藤寛貴・三浦 徹
  (北海道大学大学院 地球環境科学研究院 環境生物科学部門 生態遺伝学分野)
 クワガタムシはオスとメスで非常に異なる姿をしていることで知られていま
す。オスは俗に「ハサミ」と 呼ばれる一対の発達した大顎を持っていますが、
メスではこの大顎発達は見られません。同じ種であるにも関わらず、このよう
な全く異なった姿へと成長する背 景にはどんな発生メカニズムがあるのでしょうか?
全文を読むには http://column.odokon.org/2015/0410_142600.php をクリック
して下さい。
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2.2015年04月08日掲載【捕食者が昆虫と花の多様性を進化させる?】
  香川幸太郎 (東邦大学理学研究科)
 
 昆虫と花には「昆虫は花粉を運び、代わりに蜜をもらう」という協力関係があ
ります。ところが多くの場 合、花で昆虫を待ち伏せる捕食者が、彼らの協力関
係の間に入り込んでいます。捕食者は昆虫と花にとって、ただの「邪魔者」な
のでしょうか?コンピュー ター・シミュレーションによる研究から、捕食者の
存在が、昆虫と花の多様性を進化させるカギとなっている可能性が示唆されました。
全文を読むには http://column.odokon.org/2015/0408_122300.php をクリック
して下さい。
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3.2015年04月07日掲載【キイロショウジョウバエの交尾行動と概日リズム】
  吉井大志 (岡山大学・大学院自然科学研究科)
 ほぼすべての生物はその体内に約24時間を測る概日時計をもっています。概日
時計は一日の周期で変化 する地球環境に適応するために,生物が進化の過程で
獲得した能力です。例えば24時間周期の行動リズム(昼行性や夜行性)は概日時
計でコントロールされて います。概日時計は環境にリズム(昼夜のサイクル)が
なくても,24時間を測ることができますが,環境にリズムがあるとそれに同調す
ることができます。私 たちは,モデル生物であるキイロショウジョウバエを用
いて,オスメスの交尾行動と概日時計の関係について研究しました(Hanafusa
et al. 2013)。
全文を読むには http://column.odokon.org/2015/0407_124600.php をクリック
して下さい。
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■ 3. むしむしコラム・おーどーこん 「コラム」更新
 むしむしコラム・おーどーこんの「コラム」では応用動物学/応用昆虫学の分野で
今注目の研究成果の解説や研究室紹介を掲載しています。
1.【研究室紹介: 宇都宮大学大学院農学研究科・応用昆虫学研究室】(稲川光一)
2.【戦うオスと求愛するオス、選ぶメス】(香月雅子・岡田賢祐)
3.【研究室紹介: 東北大学農学研究科・生物制御機能学研究室】(渋谷和樹)
4.【リュウキュウクロコガネのフェロモンと「怠けメス」】(深谷緑)
 を掲載しましたので、ぜひご覧ください。
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1.2015年04月10日掲載【研究室紹介: 宇都宮大学大学院農学研究科・応用昆虫学研究室】
  稲川光一 (宇都宮大学大学院農学研究科)
http://shigen.mine.utsunomiya-u.ac.jp/oukon/
 私たちの研究室は主にアブラムシやアザミウマ、コナジラミなどの微小害虫や
アブラムシに寄生する寄生蜂の生態学的形質を調査しています。また、最近で
は東アジアで初めて発見されたアブラムシ内部寄生性のタマバエやセイヨウミ
ツバチなども研究テーマとして加わりました。
全文を読むには http://column.odokon.org/2015/0410_165700.php をクリック
して下さい。
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2.2015年04月10日掲載【戦うオスと求愛するオス、選ぶメス】
  香月雅子 (筑波大・生命環境)・岡田賢祐 (岡山大院・環境生命)
 クワガタやカブトムシのオスが持つ大顎や角は、なわばりやメスをめぐるオス
同士のケンカに用いられています。私たちが今回紹介するオオツノコクヌスト
モドキという4mm程度の小さな甲虫もまた配偶者を獲得するために、オス同士が
大顎で戦います。ケンカに強いオスがメスにも好まれるとこれまで考えられて
きましたが、実際はそう単純ではなく、メスとオスとの様々な駆け引きが行われて
いることが私たちの研究から明らかになってきました。
全文を読むには http://column.odokon.org/2015/0410_122000.php をクリック
して下さい。
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3.2015年04月09日掲載【研究室紹介: 東北大学農学研究科・生物制御機能学研究室】
  渋谷和樹 (東北大学大学院農学研究科)
http://www.agri.tohoku.ac.jp/insect/index-j.html

 東北大学農学研究科生物制御機能学研究室では様々な害虫を対象とし、その行
動に関与する化学物質について日々研究しています。害虫の摂食や産卵を促進、
あるいは阻害する物質を明らかにすることで、殺虫剤を使わない、環境に優しい
害虫防除技術を開発することを目的としています。研究テーマの中から、
今回はタバコシバンムシと斑点米カメムシに関する研究を中心にご紹介いたします。
全文を読むには http://column.odokon.org/2015/0409_112345.php をクリック
して下さい。
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4.2015年04月09日掲載【リュウキュウクロコガネのフェロモンと「怠けメス」】
  深谷 緑 (東京大学大学院農学生命科学研究科/日本大学生物資源科学部)
 メスフェロモンに誘引されて勢いよく飛んできたリュウキュウクロコガネのオ
スは、メスの背にダイレク トに着地し、交尾します。一方、集合してオスを待
つメスの中には、全くフェロモンを出さない「怠けメス」も混じっています。
なぜなのでしょうか。フェロモ ンを塗布したダミー(綿球)をこのコガネムシ発
生地にセットすると、メスと同じようにオスを引き寄せ着地させることができ
ます。この実験の結果から、オス がなぜメスに着地できるのか、そして集合に
怠けメスが混じっている理由、メスが集合する性質が進化した理由を考えます。
全文を読むには http://column.odokon.org/2015/0409_080623.php をクリック
して下さい。
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(日本応用動物昆虫学会電子広報委員会)
 
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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 常任評議員会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ mailto:manager-AEZ(at)nias.affrc.go.jp まで お願いいたします。
■ (@は(at)に変えてあります)
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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