【応動昆 お知らせメール】1290号

2025/08/16(土)


「お知らせメール」 2025/08/16

※2025年8月11日(1289号)の配信分について、本文中の件名が重複していました。
2件目の方は、正しくは「 2. キヤノン財団主催 一般向け講演会 開催案内」です。

■■ 目次 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■ 1. 【リマインド: 8月22日 締切】第26回(2026年次)日本応用動物昆虫学会 奨励賞の受賞候補者の推薦募集
■■ 2. (農水省)食品安全の観点での有害化学物質に対する関心についてのアンケート
■■ 3. 第54回 生態学こまば教室のご案内

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●会員情報変更は https://service.dynacom.jp/acpartner/odokon/ から

■ 1. 【リマインド: 8月22日 締切】第26回(2026年次)日本応用動物昆虫学会 奨励賞の受賞候補者の推薦募集

日本応用動物昆虫学会奨励賞は、応用昆虫学および応用動物学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、将来の発展を期待しうる正会員に授与されます。このたび、奨励賞の授賞規程および細則が、2024年3月27日付で改訂されました。それにより、これまでは奨励賞受賞候補者の推薦は代議員が行っていましたが、正会員(学生会員および一般会員)も推薦できることとなりましたので、ふるってご応募ください。

[受賞候補者資格]
2026年12月31日時点で40歳未満かつ会員歴計5年以上の正会員
(ただし、この間に産前・産後の休暇、育児休業を取得した会員については、この期間を年齢から減じ、また、会員歴に追加する)

[推薦方法]
正会員1名につき、奨励賞受賞候補者1名を推薦することができます。自薦他薦を問いません。以下URLより奨励賞推薦書様式をダウンロードし、800字以内で推薦文をお書きください。本学会誌に掲載された論文を1編以上含む5編以内の論文を挙げてください。なお、奨励賞は若手の会員が研究成果を本会の学会誌に投稿することを勧め、学会の活性化を図ることを目的としております。推薦にあたっては、このことを特にご配慮願います。推薦書は、事務長(manager(at)odokon.org ※@は(at)に替えてあります)宛に電子メールに添付してお送りください。
電子メールでの送付が困難な場合は、学会事務局への郵送も受け付けます。
なお、推薦の重複を避けるため、あらかじめ被推薦者の同意を得ていただければ幸いです(必須ではありません)。

[奨励賞推薦書様式]
学会HP(https://odokon.org/
上部の「入会/各種申請」より「奨励賞受賞候補者推薦書」をダウンロードしてください)

[推薦の締め切り]
2025年8月22日(金)(必着)

[その他]
1.添付した様式を用いてMicrosoftⓇ Word等で推薦書を作成してください。
2.推薦書を電子メールで送付される場合、推薦書への押印は不要です。必ず事務長より受領の返信を致しますので、これを持ちまして本人確認と致します。なお、郵送の場合は、従来通り推薦書への押印をお願いいたします。
3.論文は、原著論文、短報、総説、書籍、その他記事等に分けてお書きください。また、論文の共著者、タイトル、出典等は正確にご記入ください。
4.転記の誤りなどを避けるため、推薦文と業績はそのままコピーして配布いたします。なお、推薦者の氏名は公表いたしません。
5.本年度の会費を滞納している会員には、被推薦者としての資格がありません。事務局および理事会でこの点を調査し、推薦を受理しないこととなっておりますので、予めご了承願います。当規定により推薦が受理されなかった場合は、推薦者にこの旨をお知らせいたします。
6.大会総会における学会賞・奨励賞の受賞記念講演の際、講演に先立ち受賞理由を紹介いたします。受賞者を推薦された代議員(奨励賞については正会員)には、後日、受賞理由も作成して頂きますので、ご了承ください。
7.これまでの学会賞受賞者と奨励賞受賞者は、以下の学会ウェブサイトでご覧になれます。
2024年度以前の受賞者
 https://odokon.org/past-winners
2025年次の受賞者
 https://odokon.org/14932
8.その他の不明点は事務長宛にお問い合わせください。

[今後のスケジュール]
7/16 推薦書受付開始
8/22 推薦書受付締切
8/23~10/10 代議員投票による選考
10月上旬 受賞者決定

[問い合わせ先・メールでの推薦書送付先]
一般社団法人日本応用動物昆虫学会 理事(事務長) 宇高 寛子
E-mail: manager(at)odokon.org ※@は(at)に変えてあります

[郵便での推薦書送付先]
〒114-0015 東京都北区中里2-28-10
一般社団法人日本植物防疫協会内
一般社団法人日本応用動物昆虫学会 事務局

宇高寛子(事務長)

■ 2. (農水省)食品安全の観点での有害化学物質に対する関心についてのアンケート

農林水産省では、今般、食品安全の観点から優先的にリスク管理を行うべき有害化学物質の見直しを予定しております。
その際には、食品中の有害化学物質に関する科学的なデータや情報、国際的な動向に加えて、関係者や国民の皆様の関心度も、重要な要素として考慮いたします。
つきましては、貴学会の会員の皆様方がお持ちの貴重なご知見やご意見を、弊省の施策に反映させていただくため、幅広い皆様方から忌憚のないご意見を頂戴できればと存じます。
下記のURLより、「食品安全の観点での有害化学物質に対する関心についてのアンケート」に御協力を賜れますと幸いです。

【アンケートWebフォーム】
https://forms.office.com/r/kTBeiCX5Ak
回答期限:9/5(金)〆

(農林水産省 消費・安全局 食品安全政策課リスク管理企画班)

■ 3. 第54回 生態学こまば教室のご案内

東京大学 総合文化研究科の工藤達実と申します。

この度、公開セミナー 第54回生態学こまば教室を8/27に開催することとなりましたので、お知らせいたします。沖縄科学技術大学院大学でポスドクをされている水野理央 博士をお招きし、クビレハリアリ類の生活史と高度な社会性の進化との関わりについてお話いただきます。ハイブリッド開催となりますので、現地参加できない方も積極的にご参加ください。

日時:2025年8月27日(水曜日)14:30-15:30(延長の可能性あり)
場所: 東京大学駒場Ⅰキャンパス 教室未定
開催方法:ハイブリッド開催(対面&オンライン) ※配信URLは後日送付いたします。
こまば教室HP:
https://sites.google.com/site/komabaecoevo/
参加登録フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSev2nr_cTNVhx60xZUV7LWPocoyDuxZH5V5T0pfZFRnOQa-tw/viewform?usp=header
登録締め切り: 2025年8月26日23:59


「軍隊アリに近縁なクビレハリアリ類の自然史から見る,高度な社会的複雑性の進化」

アリ科サスライアリ亜科の軍隊アリ類は,極端に巨大なコロニーサイズ,多数の働きアリによる集団採餌,女王アリの形態の顕著な特殊化などの極めて高度な社会的複雑性と,他のアリを専門的に捕食する習性など,他のアリ類には見られない特異的な生活史を示す。一方で,クビレハリアリ類と総称される同亜科の近縁種群は,より小さなコロニーサイズを示し軍隊アリとは全く異なる生活史を持つようだが,その詳細はあまり研究されてこなかった。発表者らは,このクビレハリアリ類の生活史の比較研究から,軍隊アリの進化過程を考察することを目指し,東南アジア熱帯を中心に研究を実施してきた。その過程で,コロニーサイズの拡大,女王アリの形態的特殊化,小規模ながら特徴的な集団行動の獲得など,軍隊アリ的な生活史形質の異なる進化的中間段階を示す種を発見し,同亜科内に軍隊アリ進化のグラデーションがあることを見出した。これまでにわかってきたことを概観し,本亜科における軍隊アリ進化を考察する。
Web:
https://www.researchgate.net/profile/Riou-Mizuno


世話人:工藤 達実 (東京大学D3) 納富 祐典 (東京大学D3) 朝鍋遥 (東京大学D1)
お問い合わせ:工藤 達実
東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 3号館314
E-mail:
tatsu-cu(at)g.ecc.u-tokyo.ac.jp 
@は(at)に変更しています

工藤達実(行動進化生態こまば教室 世話人)

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■ 本メールは、日本応用動物昆虫学会会員の方へ、
■ 理事会の承諾を得て、電子広報委員会が配信しています。

■ 本メールに関するお問い合わせは、
■ manager(at)odokon.org まで お願いいたします。
■ (@は(at)に変えてあります)
■ 日本応用動物昆虫学会 website http://odokon.org/

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